サイコムの評判と格安BTOパソコンメーカーとの比較【2024年】

サイコムの評判

おすすめBTOパソコン本日のレビューはサイコムの評判についてと、価格や品質についてなどの考察です。

結論から言うとサイコムの評判はとても良いです。

厳選されたパーツで組み上げられた高品質なBTOパソコンを販売しており
自作まではしたくないけどパーツにはこだわりたいというコアなユーザーから支持を集めています。

サイコムは創業24年目を迎える老舗メーカーで、ハイスペックかつ高品質なBTOパソコンを取り扱っています。
自作ユーザーにも人気が高い名門ブランドの高級パーツを使っているため割高感はありますが
格安BTOパソコンメーカーとは一線を画したハイレベルな構成が最大の特徴と言えます。

目次

品質の高さで評判の良いサイコム

BTOパソコンサイコムの評判
製品名https://www.sycom.co.jp/
おすすめタイプカスタマイズ派 品質重視
おすすめ度
価格の安さ
カスタマイズ
特徴カスタムパーツが豊富
出荷目安7営業日出荷
サポート時間平日10~12時・13時~17時

評判の良さは業界随一?自作ユーザーにも評判のBTOパソコンメーカー

サイコムこだわり

サイコムは実店舗を構えていない通販専門メーカーでありながら
ドスパラやマウスコンピューターに並ぶほど知名度が高く
フルカスタマイズ系BTOパソコンなら鉄板とも言える人気のBTOパソコンメーカーです。

価格が割高な事もあり、パソコン初心者やコスパ重視のPCユーザーから避けられる傾向にありますが
名門ブランドのパーツを惜しみなく使った高品質なBTOパソコンは評判が良く
口コミやレビューでも「価格は高いけどまたサイコムにしたい」という声が多く挙がっています。

サポートに対する評判も良く、修理の対応も神レベルと言われているため
価格と品質のトレードオフが可能ならサイコムはとてもおすすめ出来るメーカーでしょう。

また、ほぼ自作PCと言って良いほどカスタマイズ項目が充実していますし
取り扱いパーツについてもブランドがきちんと明記されているので選ぶ上での安心感もあります。
そういった部分から評判も良く、割高なのにリピーターが多いBTOパソコンメーカーとなっています。

サイコムの評判について掘り下げてみる

とにかく品質が良い

とくに品質に対する評判が良く、多くのリピーターを生む最大の要因となっています。
初期構成から高品質なパーツを使って組み上げていますので、カスタマイズしなくても品質は抜群ですね。
組み上げも丁寧で、動作の安定感や静音性を求めるユーザーにとっても評判が良いです。

パーツブランドが記載されている

格安BTOパソコンメーカーではパーツのブランドが記載されていないところが多いですが
サイコムは全てのパーツのメーカー名・ブランド名が記載されており安心感が違います。
人気の高品質ブランドも取り揃えているので自作ユーザーからの評判も良いです。

サポートが素晴らしい

サイコムのサポートは対応がとても良く、称賛の声が多く挙がっています。
比較的クレームが出やすいと言える修理や初期不良に対しても神対応と言われるほどしっかりしており
少々割高でも満足できると評判が良いです。

×価格が高い

高品質な高級パーツで組みあがっているため価格設定が高くなっています。
格安BTOパソコンメーカーの同スペックPCに比べて数万円高くなるので
リピーターからも「高い」と言われてしまっています。

×パソコン初心者にはおすすめできない

カスタマイズの自由度が高すぎるので、OS無しやHDD無し、メモリ無しといった注文まで出来てしまいます。
自分でセッティングしたい方向けなのですが、そのままでは動きませんのでパソコン初心者がこれをやると詰みます。
選び方や注文の仕方にもある程度の知識が必要なので、評判が悪いと言うか注意喚起の声が挙がってます。

×納期が遅い

サイコムは納期が遅いです。
特急コースなども無いようですし、急にパソコンが必要になった方には不満が出る要素かもしれません。
発送まで7営業日以上かかるようなので、そのあたりの評判が良くないですね。

サイコムについての詳細

価格の安さ

サイコムのコストパフォーマンス

価格については割高感が否めないですね。

高品質な高級パーツを使っているのでぼったくりというわけではないですが
格安BTOメーカーに比べると数万円変わってくるほど価格差があります。

ハイエンドクラスになるほど価格差が縮まりますが、
エントリークラスやミドルクラスは他社の同性能モデルと比べてかなり高いと言わざるを得ません。

価格については納得して購入しているユーザーが多いので
品質のためのトレードオフとして見れるかどうかで評価が変わります。

単純な性能に対するコストパフォーマンスでいうとおすすめ度を低くしてありますが
品質や寿命、安心感を考慮するとトータルパフォーマンスがググっと高くなります。

ハイエンドやデュアル水冷クラスになると高品質ながら格安メーカーとの価格差も矮小なので、
ハイエンドクラスを求めるユーザーには大変お得なBTOパソコンメーカーです。

【まとめ】 品質を上げているため価格は高い。

カスタマイズ

サイコムのカスタマイズ

カスタマイズの自由度は業界随一で、各種パーツを選んでいるだけで楽しいです。

ケースもMasterBoxCM694のクリアサイドパネルや、CoolerMaster Silencio S600といった静音ケースも選べますし
マザーボードからメモリからGPUまで人気ブランドが揃っています。

現在のケースカスタマイズはCoolerMasterとFractal Designに偏っていますが、どちらも自作ユーザーに人気のド定番ケースです。
拡張性、冷却性、静穏性とどれもとっても高水準な人気モデルなので、間違いはありません。

またオプションで内部LEDシステム(+2150円)も追加することが出来るため
ガラスパネル式のケースを選べば本当に自作PCのような面白みのあるBTOパソコンにカスタマイズできます。

騒音・振動吸収シートの追加が出来ますし、電源ユニットも幅広く選べますのでカスタマイズが凄く楽しいですね。
筐体を見るだけでテンションが上がるカッコイイBTOパソコンが購入できます。

【まとめ】 カスタマイズの自由度は業界トップクラス。

サイコムケース

 

性能の良さ

サイコムの評判【パソコンスペック】

ミドルクラスからハイエンドクラスまで最新のパーツで取り揃えています。
特にハイエンドPCのラインナップが良く高性能PCの販売を得意としているBTOパソコンメーカーです。

高品質パーツで組まれてるため、エントリーモデルやミドルスペックモデルは性能に対して割高感が生まれてしまいますが
ハイエンドクラスは格安BTOとの価格差が小さくなっていきますのでお得感が増し増しです。

ウルトラハイエンドやサイコム監修のデュアル水冷モデル、LEDイルミネーションを内部に構築したRGBモデルなど
普通のBTOメーカーでは購入できない珍しいBTOパソコンがありますので
デザイン・性能重視の方には見ているだけで楽しめるメーカーだと思います。

デュアル水冷モデルはCPUとGPUを両方とも水冷式クーラーで冷却するため、冷却性と静穏性が素晴らしく高いモデルになります。
さらにメンテナンスフリーなので購入後にクーラント液の入れ替えなどを行う必要もなく、めんどくさくないのが嬉しいポイント。
価格は高めですが通常のBTOパソコンメーカーでは取り扱いが少ない貴重な構成なので、こだわり派の方におすすめです。

サポート

サイコムの評判【サポート】

サポートに関しては神対応との評判です。
ただ電話サポートが10時~17時と対応時間が短く、土日祝日は営業していません。

パソコン初心者の方ですと困ることもありますので、サポートの評価をあえて落としてありますが
サイコムのサポートはBTOパソコンメーカーでトップクラスと言えるほど評判が良いです。

特に修理対応などはとても評判が良いので、安心できますね。
パソコンについての知識がある程度備わっている方でしたらサポートのうけつけじかn問題になりませんので

保証については1年間のセンドバック(製品を工場に送る)タイプで
延長保証料は3年で購入金額の5%と安めです。

保証限度額は年月ごとに減っていくものが多いですが、サイコムは3年間100%保証してくれます。
品質に対する自信から来るサイコム独自の制度だと思いますが、これは素晴らしいですね。

【まとめ】 保証限度額は3年間100%と太っ腹。しかも回数無制限。

サイコムのおすすめBTOパソコン【2024年3月】

ハイスペッククラス

製品名G-Master Spear Z790/D5
CPUCore i7-14700KF
GPURTX4070Ti SUPER
RAM32GB DDR5-4800
HDDnone
SSDm.2 SSD Gen4 2TB
電源850W GOLD
マザーボードASRock Z790 Pro RS
総合スペック
ゲーム
クリエイティブ
CPU
GPU
コスパ
BTOメーカー比較(価格の安い順)価格(税込)
SEVEN340,780円
パソコン工房354,800円
G-TUNE389,800円
ドスパラ394,980円
サイコム402,900円
パソコン工房はカスタマイズでメモリを32GBに追加。

32GB[16GB*2枚] DDR5-4800 [メジャーチップ・JEDEC準拠品] Dual Channel

個人的に自分で買うならこれだろうという構成にカスタマイズしてみました。
税込み402,900円とかなり高額なお値段ですが、数年間は第一線で戦える性能だと思います。

価格は大手BTOパソコンメーカーとの差が激しいですが、品質を重視する方だとしたらこのくらいは仕方ないので差額はお布施ですね…。
単純に同性能でのコスパ重視する場合はパソコン工房とドスパラがメモリ32GBで32万円を切っているのでお得ですね。

4Kモニターは超高負荷になるのでモンスターPCでないと動かせませんが、それすら可能なほどの性能です。
通常のゲーミングモニターなら余裕で動作しますので数年は安泰だと思います。

ハイエンド+クラス

製品名G-Master Spear Z790/D5
CPUCore i7-14900KF
GPURTX4080 SUPER
RAM32GB DDR5-4800
HDDnone
SSDm.2 SSD Gen4 2TB
電源1000W GOLD
マザーボードASRock Z790 Pro RS
総合スペック
ゲーム
クリエイティブ
CPU
GPU
コスパ
BTOメーカー比較価格(税込)
SEVEN428,780円
パソコン工房449,700円
ドスパラ519,979円
サイコム511,420円
パソコン工房はカスタムでメモリを32GBに変更。

GeForce RTX4080 SUPER 16GB MSI製GeForce RTX 4080 SUPER 16G VENTUS 3X OC

ハイエンド構成にカスタマイズしてみました。
現状ではオーバースペックですが、数年間安泰だろうという超高性能PCになっています。

大手BTOパソコンメーカーとの価格差は5万円前後ですが
ケースのクオリティや電源、GPUのOC仕様など細かいところで格安メーカーより抜きんでた品質が確保できます。

メモリは32GB以上あるとSTEAM等のPCゲームタイトルでも十分対応できますし
クリエイター向けソフトウェアの動作や、実況配信なども可能な領域になってきます。

予算に余裕があるならCPUはintel第14世代の最上位であるi9-14900K(KF)に変更してもいいと思います。
こちらは24コア32スレッドの高性能CPUになっているのでゲーム用途でもクリエイター用途でも一般向けで最高の性能です。
GPUはMSI製のRTX4080にしましたが、先代最上位である3090Tiを大幅に超える性能を持ちますので余裕がある動作が見込めます。
さらにOC仕様なので格安BTOパソコンメーカーのRTX4080より性能が引き上げられています。
4Kモニターでのゲームプレイやクリエイター向けソフトウェアの使用を考えていないのであればオーバースペックですね…。

ここまでの性能があると240Hzのハイエンドゲーミングモニターが使えますので、ゲームプレイがめちゃくちゃ捗ります。
万人にはおすすめできませんが、最高の環境でゲームプレイをしたい方は満足できるかと思います。

ウルトラハイエンドクラス

製品名G-Master Spear Z790/D5
CPUCore i9-14900K
GPURTX4090
RAM64GB DDR5-4800
HDDnone
SSDm.2 SSD Gen4 2TB
電源1200W Platinum
マザーボードASUS ROG STRIX Z790-F
総合スペック
ゲーム
クリエイティブ
CPU
GPU
コスパ
BTOメーカー比較価格(税込)
ドスパラ559,980円
パソコン工房579,800円
G-TUNE649,800円
SEVEN714,780円
サイコム738,170円
ドスパラ、パソコン工房はRAM32GB

Intel Core i9-14900KF [3.2GHz/24コア(Pコア8+Eコア16)32スレッド/TDP125W] インテルCoreプロセッサー(第14世代)搭載モデル ※オンボードグラフィック非対応 

CPUのCore i9-14900Kは13900Kの上位版で現状では最速のCPUになります。

G-Master Spear Z790/D5をウルトラハイエンド構成にカスタマイズしてみました。
パソコン工房やドスパラでは不可能なウルトラハイクオリティ&ウルトラハイスペックな構成になっています。
価格もやばいですが、それだけの価値はあるモンスターBTOパソコンでしょう。

GPUとCPUは現状で最高性能の物を設定しているので、これ以上の性能はありません。
ASUS製のRTX4090は個人的におすすめです。
今はASUSのRTX3080Ti ROG STRIXを使っていますが、性能も冷却性も抜群で最高なんですよ。
これは大手BTOパソコンメーカーでは取り扱っていませんので自作するか自分で交換するかサイコムで購入するかになります。

電源は品質が高く安定性のあるコルセアのHXシリーズにしました。
個人的に使っているメーカーですが、早期に壊れたことがないですし気に入っています。

マザーボードもゲームに特化したハイスペックモデルなのでインターネット接続の安定性や音質などで一線を画しますね。
SONIC STUDIOⅢという専用のソフトウェアが使用でき、ゲーミングヘッドセットの音響設定が手軽に可能なのですが
VR用の立体音響や没入感の高い高音質なゲームサウンドが体験できます。

こういった細かいパーツを上位モデルに変更できるのがサイコムの魅力でしょうね。
格安パソコンメーカーの方が値段は安いですが、こういった細かいこだわりは再現できません。

価格が凄まじいので万人向けではありませんが、
長寿命な高品質ゲーミングBTOパソコンをオーダーメイドしたい方におすすめです。

資金に余裕がある方は更にSSDを追加、メモリを64GBに追加すると無敵のモンスターパソコンになるでしょう。

サイコムの評判と詳細についてのまとめ

サイコムの評判

サイコムは評判も良く、サポートも充実しているおすすめのBTOパソコンメーカーです。
価格は高めですが、その分しっかりとした内容の製品を販売しています。

BTOパソコンを出来るだけ安く買いたい方には向いていませんが
フルカスタマイズしたBTOパソコンを購入したい方や、品質にこだわる方は必見でしょう。
配線も裏配線で綺麗に仕上げてくれますし、自作に近い高品質なモデルが揃っています。

修理保証面は充実していますしサポートの対応も評判が良いですが
電話対応が10:00~17:00と限られているので、パソコン初心者の方は買いづらいかもしれません。
ある程度のトラブルを自分で解決できる方は特に問題とならないでしょうし、
格安メーカーとは違ったオリジナリティ溢れるBTOパソコンを求めている方にはおすすめのメーカーと言えます。

以上でサイコムについての評判と詳細のまとめを終わります。
長文になってしまいましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。
他のBTOパソコンメーカーの詳細記事も最新版に更新中ですので、また遊びにきて頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

BTOパソコン購入歴20年以上のゲームオタクです。
10代の頃にはじめて購入したパソコンが低スペックすぎてゲームが出来ずとても後悔した経験からBTOパソコンに興味を持ちました。
当時はそれほどメジャーではありませんでしたが、そのコスパと性能に惚れ込み今に至ります。
自分自身で10台以上、友人からの依頼を合わせると50台以上の購入経験があります。
このブログは2011年から運営している趣味の個人ブログです。

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