
RX 9070XTXの性能・価格・発売日予想まとめ【最新リーク】
Radeon RX 9070XTXとは?次世代のハイエンドGPUが登場間近!?
AMDの次期ハイエンドGPU「Radeon RX 9070XTX」は、現行のRX 7900XTXの後継モデルとして、RDNA 4アーキテクチャを採用した新世代のグラフィックスカードとされています。NVIDIAのRTX 5090や5080に対抗する形で登場すると見られ、4KゲーミングやAI処理にも対応する高性能モデルになることが予想されます。
RX 9070XTXのスペック・性能は?【最新リークまとめ】
- RDNA 4アーキテクチャ(TSMC N4Pプロセス)
- 64CU(予想)
- VRAMは24〜32GB GDDR6(予想)
- Infinity Cacheは64〜128MBの予想?
- PCIe 5.0対応
- レイトレーシング性能が大幅強化
動作クロックがブースト時で3.2GHz~3.4GHzになるなんて情報も見受けられます。
3.2でも相当な性能ですが、3.4GHzならRTX5080を超えていく期待感が出ますね。
CUも64とか120とかいろいろ言われていますが…現状の最大が64CUなので恐らくそうなるんではないかと!
現実的にゲーム性能はRTX5070Ti以上、生成AIにおいてはRX5080以上になるみたいな感じかなぁと思っています。
有名リーカーさんの話によるとVRAM32GBになるって言われてますが、本当にそうならクリエイティブ環境で大活躍まちがいなしです。
最近のAMDはカタログスペックを越えてくるので実際のゲーム性能は予想よりも高いなんてことも…
そうなるとベンチマークが楽しみですよね!
RX 9070XTXはUltimateNavi48を搭載した上位モデルになる
3月7日のFast Technologyの最新ニュースによると、 AMDは「Ultimate Navi 48」と呼ばれるRDNA 4アーキテクチャグラフィックカードを開発しており、2025年第2四半期にリリースされる予定です。
このグラフィック カードのパフォーマンスは、NVIDIA の RTX 5070 Ti と RTX 5080 の間に位置し、両者の間の市場ギャップを埋めることを目指しています。
「Ultimate Navi 48」はGPUコア周波数がさらに高くなり、3.2GHz~3.4GHzになると予想され、より高周波数のGDDR6ビデオメモリを搭載し、消費電力は340Wを超える可能性があるとのこと。
引用元:快科技(中国テックメディア)
中国のテック系メディアによると、UltimateNAVI48を使用した高性能モデルになるようです。
NAVI48はAMDが開発しているGPUチップの名前で、これを使用したGPUが9070XTですね。
RX 9070と9070XTはNAVI48(TSMC N4P)を使っていますが、この情報ですと新しくUltimateNAVI48というチップが開発中とのことです。
ざっくり言うとさらに高性能化したGPUチップなので、それを使用する可能性がある9070XTXは大幅に性能が向上する見込みというお話。
もし本当にクロック周波数が3.4GHzに届いたらゲーム性能でもRTX5080を超えることになりますが…期待が高まりますね!
VRAMも24~32GBならベンチマークや生成AIではRTX5080を大幅に上回る可能性もあり、大活躍のGPUとなりそうです。
RDNA 4とは何か?新アーキテクチャの特徴を解説
- より高い電力効率(パフォーマンス/Wの改善)
- レイトレーシング性能の大幅強化
- AIワークフローへの最適化(生成AIや動画エンコードなど)
- マルチチップレット構造の改良、あるいは単一ダイ設計への回帰
RDNA 4ではゲーム性能の強化だけでなく、近年ニーズが増しているAI処理や動画編集などのクリエイティブ用途への適応も重視されているとされ、GPUの汎用性がさらに高まることが期待されています。
Infinity Cacheとは?
Infinity Cacheは、AMDがRDNA 2アーキテクチャから導入した大容量のオンチップキャッシュメモリのことです。
通常のGPUメモリ(VRAM)とは別に、GPUダイ内部に高速なキャッシュ領域を確保することで、以下のようなメリットが得られます。
- 帯域幅の大幅な有効拡張
例えば256bitのメモリバスでも、Infinity Cacheによって実質的に500GB/s以上の帯域幅性能を実現できます。 - 消費電力の削減
VRAMへのアクセス頻度を減らすことで、電力効率が向上(パフォーマンス/Wが改善)。 - レイテンシ(遅延)の低減
データへのアクセス時間が短くなり、ゲームのフレームレートが安定しやすくなります。
RX 9070XTXにも64〜128MBのInfinity Cacheが搭載されると噂されており、特に4K解像度や高負荷ゲーミングにおいて、帯域不足をカバーする重要な役割を担うと見られています。
RX 9070XTX / RX 9070 XT / RTX 5080 / RTX 5070【GPUスペック比較表】
GPU比較 | Radeon RX 9070XTX | Radeon RX 9070 XT | GeForce RTX 5080 | GeForce RTX 5070 |
---|---|---|---|---|
アーキテクチャ | RDNA 4 | RDNA 4 | Blackwell | Blackwell |
プロセスルール | TSMC N4P | TSMC N4P | TSMC 4N | TSMC 4N |
CUDA/Stream数 | 64CU | 64CU(4096SP) | 10,752 CUDAコア | 6,144 CUDAコア |
クロック数 | 最大3.2~3.4GHz | ベース2.4GHz / ブースト2.97GHz | ベース2.2GHz / ブースト2.6GHz | ベース2.1GHz / ブースト2.5GHz |
VRAM容量 | 24〜32GB GDDR6 | 16GB GDDR6 | 16GB GDDR7 | 12GB GDDR7 |
メモリバス | 384bit | 256bit | 256bit | 192bit |
メモリ帯域幅 | 256 GB/s | 640 GB/s | 960 GB/s | 672 GB/s |
レイトレーシング | 大幅強化(新設計) | 第3世代RTコア | 第4世代RTコア | 第4世代RTコア |
Tensorコア | 不明 | 第2世代 | 第5世代 | 第5世代 |
DLSS/FSR | FSR 4 | FSR 4 | DLSS 4 | DLSS 4 |
消費電力(TDP) | 350W | 304W | 360W | 250W |
価格 | $1000前後 | $599 | $999 | $549 |
発売日 | 2025年6月以降 | 2025年3月6日 | 2025年1月30日 | 2025年3月5日 |
※ Radeon RX 9070XTXのスペックはリーク情報に基づく予想であり、正式発表時に変更の可能性があります。
上記のGPU比較表では、RX 9070XTXとライバル製品であるRTX 5080、RTX5070、および下位モデルになるであろうRX 9070 XTをカタログスペックで比較しています。
リーク情報を元にしているので必ずしもこの通りの性能になるかはわかりませんが、最新リーク情報をまとめるとこんな感じです。
これがマジなら自作ユーザーも飛びつきそうなカタログスペックですが…わたしも欲しいです(;´・ω・)
価格はいくら?RX 9070XTXの予想価格帯
現行のRTX5080が約1,100ドルに値上がった事を考えると、RX9070XTXはそれと同等、もしくは若干安めの1,000ドル前後になると予想されます。
VRAMが本当に32GBになるなら1500$以上でもおかしくないとは思いますが、価格競争力を維持するために1,100ドル前後に抑えてくる可能性もありますね!
24GBで来るなら1000$の可能性も…💦
実際に発売するのかどうかもまだ噂レベルですので、仕様に関してもリーク情報が交錯しています。
あくまで予想というエンターテイメントとしてお楽しみください。
RX 9070XTXの発売日はいつ?登場時期を予測
AMDはこれまでのパターンとして、2年ごとに新アーキテクチャのハイエンドGPUを発表しており、RX 7900シリーズが2022年12月に登場したことから、RX 9070XTXは2024年12月以降に登場する可能性が高いと見られていました。
しかし2025年3月に9070XTが登場したばかりなので、発売がずれ込んでいるようですね。
32GBのVRAMやAI用途への適応も強化される見込みで、ネット上に散見される噂では2025年6月以降になるのではないかと言われています。
AMDの公式コメント・リーカー発言【今後の展望も】
AMDのゲーミングマーケティング責任者であるフランク・アゾール氏は、X(旧Twitter)上で「RX 90700.05XTXT Maxは320GBのVRAMを搭載し、1.21ギガワットの電力を必要とする」と冗談交じりに投稿しました。
実際にはそんなものはありませんw
完全なるジョークですが、 この発言はRX9070 XTの32GBモデルの存在を示唆するものとして注目されています。
しかしアゾール氏は9070XT(32GB)の存在を否定し騒動は一件落着しました。
しかしAMDについての高いリーク精度を発揮するZhangzhonghao氏は「32GB」モデルを開発継続中であると発言。
これにより9070XTではなく9070XTXとして上位版になるのではないかと噂が広まっています。
それに輪をかけて中国のテックメディアも9070XTXの存在を示唆しています。
RX 9070XTXのリーク情報まとめ
リークされている性能をまとめると、Nvidiaの最新GPUと比較しても遜色がないスペックがありますし
VRAMが32GBとなるなら生成AI環境では最強のGPUになる可能性がありますね。
ゲーミング性能もハイエンドに相応しいものになりそうですし、4Kゲームプレイや144Hz以上のゲーミングモニターも対応可能でしょう。
VRAMが24~32GBとのリーク情報がありますが、日本での販売価格が25万円前後であるRTX5080のVRAMが16GBですし、32GBならRTX5090と同等になってしまいます。
RTX5090は60万円近いGPUなので、さすがに32GBのVRAMはありえないかなぁとは思いますが…
もし9070XTXが32GBのVRAMを搭載してリーク通りに15万円~20万円で販売されるなら、かなりの人気を集めそうです。
現段階では公式からの正式発表はなく、まだまだ噂レベルの情報しか出ていません。
9070XTXは存在せず、開発もされていない可能性も十分にあります。
しかしZhangzhonghao氏は数々のリーク情報を当てていますし、火のないところには煙は立たないと言いますから…。
水面下で最上位GPUが開発されているのではないかと期待してしまいますよね!
もう少し時期がたてばベンチマーク情報のリークが出てくるかもしれませんし、より詳細な推測はそれを見てからですかねぇ。
AMDは来たる2025年6月12日にAI戦略に特化したイベント「Advancing AI 2025」を開催予定です。
このイベントでは、最新のAI向けGPUやソフトウェアエコシステムの開発状況が紹介されるそうです。
ここで新製品に関する情報が出るかもしれませんし、楽しみにまちましょう。

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