FRONTIER(フロンティア)の評判と詳細について
おすすめBTOパソコン本日のレビューはFRONTIER(フロンティア)の評判についてと、価格や品質についてなどの考察です。
それほど知名度の高いBTOパソコンメーカーではないため、口コミやレビューが少ないですが
評判については悪くないですね。
特にコスパが良いと言われており、高品質なASUS製のマザーボードや日本製コンデンサを使った電源など
品質についての評判も良い方です。
FRONTIERはヤマダ電機傘下のBTOパソコンブランドで、ハイスペックなBTOパソコンを取り扱っています。
実店舗も運営しており、秋葉原をはじめ全国21店舗のヤマダ電機店内で営業しています。
近年急速に人気を増している注目度の高いBTOパソコンメーカーですね。
セールの値引額がとんでもない?コスパの高さで評判の良いFRONTIER
公式サイトURL | https://www.frontier-direct.jp/ |
おすすめタイプ | コスパ重視 |
おすすめ度 | |
価格の安さ | |
カスタマイズ | |
特徴 | ヤマダ電機と資本提携 |
出荷目安 | 2週間前後 |
サポート時間 | 平日10時~19時 |
マイナーだけど評判が良い?故障率も低い優秀なBTOパソコンメーカー
FRONTIERはドスパラやマウスに比べて知名度が低いBTOパソコンメーカーですが
実は20年以上の実績を持つ老舗メーカーで、コアなファンを多く抱えています。
特にコスパについての評判が良く、定期的に行われている期間限定セールは自作PC並みの値段設定になっているため
「BTOパソコンを買うならFRONTIERのセールに合わせて買え」なんて言われていることも。
品質やサポートに対する評判も悪くなく、悪い評判が少ない珍しいメーカーかもしれません。
これについてはFRONTIERが品質に対する強いこだわりを持っているため
ドスパラやマウスコンピューター、パソコン工房などの格安BTOパソコンメーカーに比べて
マザーボードや電源の品質が良い製品を組み込んでいるためだと思われます。
その分コストがかかっているはずなのですが、価格帯は上記の格安BTOパソコンメーカーに負けておらず
セール時は他の追随を許さない価格設定でBTOユーザーの度肝を抜いています。
こういった部分からユーザーの間でも評判が良く、また故障率も低いことからリピーターも多くいるようです。
また、壊れにくいパソコンメーカーで有名なASUS製マザーボードを起用しているため
その品質と信頼度は高く、そこが良い評判に繋がっているのだと思います。
FRONTIER(フロンティア)の評判について掘り下げてみる
FRONTIERの評判が良いところ
〇期間限定セール時の価格がとんでもなく安い
とくにコストパフォーマンスに対する評判は良い方なのですが、セール時の価格については驚きの声が挙がっています。
5000円引きのセールですら珍しいBTOパソコン業界において、3万円引きくらい平気でやらかします。
台数限定なのですぐに売り切れてしまうのが難点ですが…タイミング良く買えたらラッキーですね。
〇電源の品質が良い
格安BTOパソコンメーカーにしては珍しく電源にこだわっているようで、日本製のコンデンサを起用した
Enhance(エンハンス)の電源をデフォルトで組み込んでいます。
エンハンスの電源は価格の割に品質が良く、高耐久が特徴の電源なので評判が良い理由となっています。
〇ケーブルの配線がキレイで細部までこだわりを感じる
BTOパソコンメーカーではケーブルの配線まできっちりやるところが少ないですが
FRONTIERは山口県の自社工場で職人が丁寧に組み上げているそうで、ケーブルの配線まで綺麗にやってくれます。
こういった細部のこだわりが良い評判になっています。
FRONTIERの評判が良くないところ
×カスタマイズできるパーツが少ない
FRONTIERはある程度パッケージ化されたBTOパソコンが売りなので
フルカスタマイズ系のBTOパソコンメーカーと比べると選べるパーツの種類が少なくブランドも指定できません。
そういった理由でこだわり派のユーザーから評判が良くありません。
×メモリなどのパーツブランドが記載されていない
一部GPUや冷却ファンなどはパーツブランドが記載されていますが、メモリにブランドの記載がありません。
HDDやSSDなどはブランドの記載があるのでBTOパソコンメーカーとしてはマシな方ですが、
メモリにこだわりがある方からの評判は良くないようです。
×納期が遅い
ケーブルの配線や品質管理の影響として仕方ない部分なんでしょうが、かなり納期が遅いです。
特急コースなども無いようですし、急にパソコンが必要になった方には不満が出る要素かもしれません。
発送まで7営業日以上かかるようなので、そのあたりの評判が良くないですね。
×修理対応が良くない
修理対応が良くない事があるようです。
ネット上の口コミでも初期不良の対応の悪さが言及されていますので
そのあたりを気にされる方は十分注意してください。
当ブログへのコメント欄にもユーザー様から情報をいただいております。
FRONTIERについての詳細
価格の安さ
セール時の価格の安さは全メーカーでもトップクラスで、一度チェックしておきたいと思えるほど掘り出し物があります。
ただ、通常製品のエントリーモデルやミドルスペック帯のPCが若干高めに設定されている時もありますので、購入したいモデルによっては他メーカーと比較することをおすすめします。
エントリーモデルやミドルスペックPCはパソコン工房やマウスのが安いですがセール品なら業界最安値レベルと言ったところですね。
全体的に価格についての評判は良いので、コスパを重視する方はチェック必須です。
CPUやGPUの変更も良心的な価格設定で出来るのでカスタマイズしたい方もおすすめです。
メモリの変更は若干高いので、最初からメモリ容量が多いモデルをベースに組むのがお得ですね。
【まとめ】 価格は安い。特に期間限定セールは見逃せない。
カスタマイズ
ケースの冷却性は高めになっていますし、パーツ構成を見てもバランスが良いので
特にカスタマイズしなくても十分実用的だと思います。
ケースなどは変更できませんが、CPUグリスや電源容量など割りと選べる項目が多くカスタマイズの幅は広い方でしょうね。
ほぼパーツが固定されているBTOパソコンメーカーが多いのでFRONTEIRは項目が多い方だと言えます。
HDDやSSD、電源容量も大きめに設定されていますので
パソコン初心者の方がそのまま購入しても問題なさそうな構成です。
SSDは超高速のM.2 SSDが選べますし、HDDは高耐久モデルもありますので必要最低限は抑えていると思いますが
デフォルトだとキーボードとマウスがついていないのでそこだけ注意が必要です。
性能の良さ
安くても性能はトップクラスの物が並んでいます。
特に最新CPUやGPUを搭載したハイエンドPCのラインナップが良く、高性能PCの販売を得意としているBTOパソコンメーカーです。
ただしエントリーモデルやミドルスペックモデルは性能に対する価格がちょっと高めの時があるのでしっかり他社と比較したいところ。
ASUS製マザーボードと高品質電源のせいで全体的に価格が高くなっているので
ロースペックPCを探している場合は割り切りが必要かもしれません。
高性能PCを謳いつつ微妙なCPUとGPUを搭載したパソコンを売りつけているメーカーもありますが
FRONTIERはちゃんと高性能モデルになっています。
サポート
評判は悪くないのですが、サポート受付時間が10:00~19:00までとなっているので
営業時間外にトラブルがあった場合、すぐに対処してもらえません。
パソコンについての知識がある程度備わっている方でしたら問題になりませんが
パソコン初心者の方は困ることもあると思いますので、
サポート面に関しては24時間365日電話対応しているマウスやパソコン工房のが安心かと思います。
保証についてはセンドバック(製品を工場に送る)タイプで保証料は3年で10000円と安めです。
FRONTIERの故障率はBTOパソコンメーカーの中でも低くなっており
3万人を対象にアンケートを行ったサイトのデータによると5年目の故障で3.11%だそうです。
フロンティアの期間限定セールはチェック必須!
FRONTEIRでは2024年3月29日15時まで30周年記念セール・ファイナルを開催しているようです。
上記で紹介したモデルの他にも、えげつない割引を受けた掘り出し物がゴロゴロしています。
「出来るだけコスパが良いBTOパソコンを買いたい!」という方は一度チェックしてみると思わぬ出会いがあるかもしれません。
上記期間外でも定期的にセールをしているので下記のセール会場をチェックしてみてください。
FRONTIERのラインナップを詳しく見てみる
FRONTIER GAMERS
フロンティアゲーマーズシリーズはデスクトップ向けのゲーミングモデルでハイスペック構成になっています。
ケースも冷却性が高いものを使用しており、配線にもこだわった高品質なパソコンに仕上がっています。
パーツ構成のバランスや価格設定が他のシリーズより良くなっているので、ゲームをやらない方でもお得なモデルです。
FRONTIER GAMERS GBLシリーズ
おすすめ度:
GBLシリーズはFRONTIER製BTOパソコンの中で最上位のモデルです。
最新のCPU、GPUからトップクラスの性能を持つものを選び抜いて構成されているので
性能面で困ることがないようなハイエンドなパソコンに仕上がっています。
水冷クーラーや*M.2 SSDなど細かいパーツがハイエンドな構成になっていますが、価格は業界最安値レベルです。
FRONTIER GAMERS GBシリーズ
おすすめ度:
GBシリーズはゲーミングモデルの中核を担うハイスペックラインです。
i7-13700FとRTX4060Ti~RTX4070Ti、7800X3DとRX7800XTで構成されたアッパーミドルからハイスペックPCまで低価格で並んでいます。
こちらもM.2 SSDと水冷CPUクーラーが付いており、価格からは考えられない贅沢な構成です。
コストパフォーマンスに優れたモデルなので、大体の方はこの辺りから選ぶと満足できると思います。
FRONTIER GAMERS GKLシリーズ
おすすめ度:
GEシリーズはマイクロタワーケースで構成されたモデルで、価格が安めに設定されています。
マイクロタワーですがマザーボードはASRock製のちゃんとしたものが起用されていますし、品質も良いです。
こちらのモデルはエントリーグレードからミドルスペックまで揃っており、水冷クーラーとM.2 SSDが搭載されています。
マイクロタワーなら設置場所にも余裕がでますし、置く場所にも気を配りたい方はこちらがおすすめです。
デスクトップPCシリーズ
FRONTIERデスクトップPCシリーズはコストパフォーマンスが高いモデルになっています。
ケースはゲーミングモデルと同じなので、冷却性と拡張性が良く品質的にも問題ありません。
ゲーミングモデルに比べてパーツの性能と構成が控えめになっているので、価格も抑えられています。
FRONTIER GBシリーズ
おすすめ度:
デスクトップ向けGBシリーズはゲーミングパソコンに比べて若干控えめの構成になっています
GPUはRTX4090まで選べるものの、CPUが第13世代intelなので型落ちになってしまいますね。
バランスは良いですが、ゲーミングモデルから選ぶ方が高性能なパソコンが手に入りますしコスパもいいです。
FRONTIER GHシリーズ
おすすめ度:
デスクトップ向けGHシリーズはコストパフォーマンスに優れたモデルです。
第13世代intelCPUで構成されているので若干の型落ち感はありますが、その分安くなっているのでコスパは◎
ケースのエアフローも良さそうですし最新モデルに拘らないのであれば十分選択肢になります。
FRONTIER GAシリーズ
おすすめ度:
GAシリーズもコストパフォーマンス重視のモデルになっています。
ASUS製のマザーボードを搭載しつつ価格が抑えられているので、かなりお得なラインナップです。
性能的にはエントリーグレードですがブルーレイドライブや16GBのメモリ、1TBのSSDが付いているのでコスパ良し。
FRONTIER GKシリーズ
おすすめ度:
GKシリーズはASRock製マザーボードを採用したモデルです。
コスパとしてはGAシリーズのが優れているので、個人的にはGAシリーズをおすすめします。
性能的にはエントリーグレードからミドルグレードくらいの構成がメインです。
FRONTIER FRシリーズ
おすすめ度:
GXシリーズはマイクロタワーケースを採用した省スペースモデルです。
ミドルハイGPUを起点に組まれている事が多いので、価格も抑えられています。
構成のバランスも良いので、低価格帯のパソコンを探している方はここから選ぶと良いですね。
FRONTIER BSシリーズ
おすすめ度:
こちらはビジネスユースに合わせて構成されていますので、ゲームやクリエイター用としては性能が不足しています。
ネットサーフィンや軽作業向けのエントリーモデルになっていて、おすすめ構成Aはコスパ抜群です。
おすすめ構成Bは何とも中途半端な性能になっているので、あまりおすすめ出来ませんね。
クリエイターPCシリーズ
FRONTIERクリエイターPCシリーズはその名の通りクリエイター向けのモデルになっています。
基本的にはQuadroK620かK2200が搭載されていますが、あまりコスパが良いとは言えません。
P1000以上を求めている方向けだと思います。
FRONTIER イラスト/RAW現像/動画編集シリーズ
おすすめ度:
クリエイター向けのエントリーモデルはGTX1650~RTX4060Tiを搭載した入門用モデルです。
こちらを選ぶならRTX4060Ti(16GB)以上を搭載したゲーミングモデルの方が良いですね。
これからBTOパソコンを購入してクリエイター活動をしたいという方向けですが性能は控えめになっています。
FRONTIER 4K動画編集/VFX/画像生成AIシリーズ
おすすめ度:
クリエイター向けのミドルグレードですが、ゲーミングPCのアッパーミドルからハイエンドくらいの性能になっています。
画像生成AIにしてもVFXにしても最低ラインがRTX4060Ti(16GB)だと思いますので、本格的に始めたい方は上位機種を選んでください。
できればメモリは32GB以上、GPUのメモリも16GB以上を選びたいところです。
FRONTIER プロフェッショナル向けシリーズ
おすすめ度:
クリエイター向けのトップグレードですが、ゲーム用のGPUではなくNvidiaのAシリーズが搭載されているのでかなり本格的です。
A2000はプロ向けのGPUですが、総合性能は低めになっているのでRTX4080辺りと比べると物足りない処理能力になるかもしれません。
安定性はゲーム用GPUより優れていますが、こちらを選ぶような方でしたらA4000が搭載されているモデルをおすすめします。
FRONTIERの評判と詳細についてのまとめ
FRONTIERは評判も良く、価格も安いためおすすめのBTOパソコンメーカーです。
故障率も少ないというデータも出ていますし、品質にも気を配っているところが特徴ですね。
サポートの質に問題はなさそうですが、電話対応が10:00~19:00と限られているので
パソコン初心者の方は買いづらいかもしれません。
ある程度のトラブルを自分で解決できる方は特に問題とならないでしょうし、
品質的にもマウスコンピューターやドスパラ、パソコン工房より優れているのでおすすめです。
これ以上こだわる場合はSEVENやサイコムのようなフルカスタマイズ系BTOパソコンメーカーを見てみると良いです。
以上でFRONTIERについての評判と詳細のまとめを終わります。
長文になってしまいましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。
他のBTOパソコンメーカーの詳細記事も最新版に更新中ですので、また遊びにきて頂ければ幸いです。
コメント
コメント一覧 (4件)
修理に関しては最悪ですよ。不良品に当たらぬことを祈ってください。
事例ですが 1か月でpcが不調電源が入らなくなる→修理→修理ミスノートパソコン左面の端子全滅→修理→3か月後マウスパッド不調。
以上の状況でも返品、交換さらに修理ミス時のフォローもほぼなし(郵送片道分の費用を会社が負担)。親会社のヤマダ電機の製品もメーカー品以外絶対に買わん。
貴重な情報を頂きありがとうございます!ヤマダの子会社になって良くなったかと思いきやそのような経験をなさるとは…身の回りではFRONTEIRやTSUKUMOといったヤマダ電機関連のBTOパソコンが壊れたことが無かったので修理対応を経験していなかったのですが、修理に関しては情報を追記させて頂きます。修理後一か月で故障はやってられないですねぇ…フォローも無しってのは如何なものかと。パソコンメーカーの営業担当の方はこういった個人ブログも見ているようですしFRONTEIRの営業担当さんの目に入って改善してくれることを願います。
ハズレに当たったんだでしょうが
まともに動きません。。(/。\)
ストレージのSSDはスグ壊れ
画面は点滅してて何も表示しない。
関東なので修理も往復輸送時のリスクを考え色々自分でやりましたが
高いゴミを買った気分です。
メジャーメーカー製でもハズレはあるかと思いますが、初めてのBTOパソコンがこんなでしたので、
FRONTIERはもう買う事は無いでしょう。
吐露するココが有ったのがせめてもの救いでした。
それは本当に災難でしたね…。はじめてのBTOパソコンでそのような不良品を掴まされると、印象は最悪になるでしょう💦BTOパソコンを薦めている身としては心苦しいです。知人でFRONTEIR製のBTOパソコンを何度かリピート購入している者がいますが今まで初期不良も故障も無かったので当たりはずれという事になってしまうのかもしれません。しかしご自身がハズレに当たると大きな損をした気分になりますね…。ご自身で修理されたとのことなので、手間もかかりますし出費も痛いですね💦こういった事例もあるという貴重な情報を頂戴しましたので今後記事の編集する際に追記させて頂きます。小さなブログですが、よろしければまたお立ち寄りください。