intel core i9-10900K搭載ハイエンドゲーミングPC
2020年5月20日より発売が開始された新CPU core i9-10900Kを搭載したBTOパソコンが早くも発売開始されました。
前回の記事からの引用ですが、i9-10900Kは9900Kから大きく性能を上げており、
完敗状態だったRYZEN3900Xを上回るスペックを発揮しています。
CPU | ゲーム | クリエイター | コア・最大クロック | 1コア性能 | 4コア性能 | 8コア性能 | マルチコア性能 | |
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i9-10900K | 10c/20t(5.3GHz) | 161 | 606 | 1246 | 2067 | |||
i9-9900K | 8c/16t(5.0GHz) | 144 | 562 | 1048 | 1490 | |||
RYZEN9-3900X | 12c/24t(4.6GHz) | 137 | 533 | 1098 | 2086 |
9900Kは8コア16スレッドでしたが、10900Kは10コア20スレッドになり
シングルコアあたりの性能も上がっていますのでゲーム環境やクリエイターソフトウェア環境でも大幅なスペック向上が見込めます。
とくにマルチスレッドの伸び幅がとてつもなく、3900Xとほぼ互角になり死角がなくなりました。
CPU単体の販売では発売わずか1日で売り切れが出始めている注目の最新CPUですが
今回の記事では国内主要メーカーでいち早く受注開始したBTOメーカーを5つを紹介したいと思います。
管理人が各メーカーの受注状況を確認してみたところ、現時点で10900Kの受注が可能はメーカーは
ドスパラ、パソコン工房、G-TUNE、SEVEN、TSUKUMOの5社でした。
それでは早速紹介していきたいと思います!
ドスパラ
GALLERIA ZZ シリーズ | |||||||||||||||||||||
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¥299,980(税別)
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管理人のゲーム用PCとして大活躍中のドスパラ「GALLERIA」シリーズです。
新型コロナの影響で在宅ワークが広がる中、パソコンの特需により各社とも納期が大幅に遅れていますが
「3日で出荷」とすさまじい生産パワーを見せつけるドスパラに脱帽です。
CPUとGPUだけで20万円を超える最高スペックのハイエンドモデルにも関わらず
値段が抑えられているのも素晴らしいですね。
性能的にはまさに「ハイエンド」で、ゲーミングPCとしては頂点とも言えるモンスターマシンになっています。
*このモデルはBD・DVD用の光学ドライブが付属していないので、必要な方は注意!
パソコン工房
LEVEL∞ シリーズ | |||||||||||||||||||||
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¥264,980(税別)
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管理人がメインPCとして使用しているパソコン工房「LEVEL∞」シリーズです。
ドスパラと同じく10900KとRTX2080Ti搭載で更に価格が抑えられたコスパ抜群のゲーミングモデルですね。
2TBのHDDと光学ドライブも付属しており、このまま完結しているので必要十分な構成と言えます。
メモリはドスパラのDDR4-2933と比べてDDR4-2666なのでデータ伝達速度が落ちますが、ゲーム用途では誤差の範囲です。
どちらかと言えばゲーミングPCの場合、容量の方が影響が大きいので16GBから32GBに増設を検討すると効果がでると思います。
安さで有名なパソコン工房ですが、この価格で10900KとRTX2080Tiを搭載したBTOパソコンが購入できるとは恐れ入りますねぇ。
G-TUNE
HP-Zシリーズ | |||||||||||||||||||||
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¥249,800(税別)
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管理人が長らく使用していたマウスコンピューターの「G-TUNE」シリーズです。7年半使ってまだ動いてます。
CPUは10900Kですが、GPUがRTX2070SUPERになっているため価格が抑えられているのが特徴ですね。
2TBのHDDと光学ドライブも付属いるのでバランスが取れた構成と言えます。
「RTX2080Tiは要らないけど、ゲーム以外にも色々やるしCPUは最新のモデルが良いなー」という方に刺さるBTOパソコンですね。
2070SUPERは最新ゲームも余裕でこなせるハイスペックGPUですし、コスパが良いので人気が高いです。
しかしながら価格設定が少し強気な気もしますねぇ…CM垂れ流している影響かなぁ。
TSUKUMO
TSUKUMOはヤマダ電機傘下のBTOパソコンブランドで、ゲームPCアワードを2012年から2017年まで6連覇した実績があります。
マウスコンピューターのG-TUNEと同じ価格設定ながら、GPUが上位のRTX2080SUPERを搭載。
思わず「この価格でこの装備かよ!」と突っ込んでしまうほどコスパに優れた構成になっています。
ASUSのゲーミングマザーボードにHDDも2TB付いているし、光学ドライブもBluertooth v5.1も搭載でこの価格……TSUKUMOやるやん。
G-TUNEはずっと使っていますし好きなんですが、今回は正直G-TUNEで同じ値段を出すならこれ買った方が良い気がします。
SEVEN
ZEFTシリーズ | |||||||||||||||||||||
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¥299,800(税別)
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フルカスタマイズ系BTOパソコンメーカーでイチオシのSEVEN「ZEFT」シリーズです。
2020年5月27日までの期間限定セールにより349,800円から50,000円引きなので、とんでもなくお得なハイエンドPCになっちゃってます。
ケース、電源、メモリ、マザーボード、光学ドライブなど大手BTOパソコンメーカーと一線を画した高品質パーツがてんこもり。
光学ドライブもDVDスーパーマルチではなく高価なブルーレイドライブが入っていますし、CPUクーラーもCoolerMasterのLED水冷クーラーになってます。
ケースも静穏性が高くて優秀なDefine R6……期間限定セールとは言え、SEVENの本気すげぇ。
10900K搭載のBTOパソコンまとめ
管理人が買うとしたら
もし私が買うとしたらパソコン工房かドスパラになりそうですね…いつもローンで購入するので(;’∀’)
どちらも金利手数料0%のキャンペーンを全集中常駐でやっているので、ローンで買う人にはありがたいです。
金利がないなら一括で購入するメリットは少ないですし。
一括払いで購入する方はSEVENかTSUKUMOですね。
ハイエンド狙いならSEVENのモデルがイチオシですし、コスパ重視ならTSUKUMOがバランス最高です。
今後は最上位モデルの10900Kの他、10700や10500といったミドルクラスCPUもラインナップされると予想されますので
エントリークラスからミドルクラスを求めている方は急いで買わずに生産が始まってからゆっくり選ぶのがおすすめです。
ハイエンドクラスを求めている方はほしい時が買い時です。
管理人は優柔不断なのでいつもウダウダ悩んでしまうのですが、結局のところ買うタイミングに正解はないんですよね…。
ほしいと思ったときに買うのが自分にとっての正解に最も近い形なんじゃないかと思います。
ハイエンドクラスの利点は購入後しばらく性能に困らないこと。
管理人の経験上ですが、3年くらいは「高性能の頼れるやつ」という印象です。
管理人を例にあげますと、ちょうど2年半前に買った当時のハイエンドクラス(8800K+GTX1080Ti)がありますが
2020年にサービスが開始されたゲームでも最高グラフィック設定で余裕動作します。
最近だったらブループロトコルのCβですが設定全部もりもりにしても超快適でした。
その辺が最大のメリットだと思うので、購入を検討している方は思い切ってみると趣味の時間が捗ると思います。
さて、今回は発売間もない10900KのBTOパソコンを紹介する記事でした。
ここまでお読みくださりありがとうございます!