ゲームが何倍も楽しくなる!ゲーミングモニターと一般的なモニターの違い
ゲーミングモニターはゲーム用に特化したパソコン用モニター(ディスプレイ)で
一般的なモニターとは違い、ゲームプレイ画面の視野を広くするためワイドになっていたり
リフレッシュレートが高くなっているため、通常のモニターに比べて格段に滑らかな映像を楽しむことが出来ます。
また、入出力に対する反応速度が速くなっているモニターが多く(応答速度と言います)
映像の遅延が少ないため、アクションゲームや格闘ゲーム、FPS、音ゲーなど
瞬間的な判断を必要とするゲームでは生命線とも言えるキー入力からのタイムラグを少なく出来るメリットがあります。
パソコン用ゲームだけでなく、PS4やXbox oneなどの家庭用ゲーム機でも使えるため
コアなゲーマーに人気のあるモニターとなっています。
今日はそんなゲーミングモニターの魅力と一般的なモニターとの違いについて迫っていきたいと思います。
ゲーミングモニターは映像がなめらか!
個人的にゲーミングモニターを使う最大の魅力だと思っていますが
リフレッシュレートが高いので映像がとても滑らかに表示されます。
リフレッシュレートというのはモニターが1秒間にリフレッシュする回数を示しています。
日本人の感覚的にリフレッシュ=休息的な意味合いが強すぎて
「リフレッシュする回数ってなんぞ」ってなりませんか?私だけですかね?
IT用語のリフレッシュは情報の更新を意味しており、モニターが1秒間にどのくらい映像を更新しているかという意味になります。
このリフレッシュレートというのは通常のモニターで60Hz、ゲーミングモニターだと144Hz~240Hzとなっています。
このHz(ヘルツ)は1秒間にリフレッシュする回数を表記しているものなので
60Hzなら秒間に60回の映像更新があり、144Hzなら144回の映像更新があるということです。
つまりリフレッシュレートが高いゲーミングモニターは
映像の更新回数が圧倒的に多いので、ひじょ~になめらかなゲームグラフィックスを提供してくれるわけですね。
ゲーミングモニターと普通のモニターの比較!144Hzってすごいの?
実際のゲームを60Hzと144Hzのモニターで動かし、撮影したものです。
すみません自前で用意できなかったのでYoutubeの動画を拝借してきました。
アニメのセル画なんかもそうですが、枚数が多いほど滑らかな動きになりますし
ゲーミングモニターの凄さが垣間見れる動画になっています。
画面中央に表示されているクルマの動きもなめらかですが
特に注目したいのが背景の映像。
流れる建物の映像に注目してもらえれば違いがすぐわかると思います。
コースわきのカーブストーン(赤白青の縁石)もなめらかに流れていますし。
スローモーションで撮影されていますが、実際のゲームプレイでも体感できるくらい違いますよ。
240Hzならもっと滑らかに動きますが、対応しているゲームタイトルじゃないと表示できないのと
求められるPCスペックが正気の沙汰とは思えない領域になってきますので
普通の環境なら144Hzで十分だと思います。
ゲーミングモニターがすごいのは滑らかさだけじゃない!応答速度も速い!
応答速度というのはモニターの画面を黒→白→黒に切り替えるときにかかる時間を表しており
文字通り10msなら100分の1秒、1msなら1000分の1秒という意味になっています。
この応答速度が速いほど映像の残像感が減るため、
画面をせわしなく動かすFPSなどでは重要視されており、ゲーミングモニターの利点の1つになっています。
一般的なモニターの応答速度はパネルの形式にもよりますが、5ms~25msくらいですかね。
ゲーミングモニターは1ms~5msが主流です。
また、応答速度は残像にかかわっているだけでなく
PCやPS4から出力された情報がモニターに映像として到達するまでにかかる時間を「入力遅延」と言い
情報がモニターに届いてからモニターがそれを映像化するために「応答速度」が必要になります。
つまるところ応答速度が早ければ残像が減るだけでなく、キー入力の遅延も減るということですね!
ちなみに入力遅延も重要ですが、一般的なモニターは大体32msです。
ゲーミングモニターは入力遅延も16ms以下になっているため、そういったところでもアドバンテージがありますね。
視野が広い?ウルトラワイドモニターでゲームプレイを有利にできる!
ゲーミングモニターの中には画面が横にびろーんと広くなっているタイプのものがあり
最近ではこのウルトラワイドタイプが人気を集めています。
先ほどまでの話は「映像がなめらかになる」「残像が少ない」といった趣味の領域の話でしたが
ウルトラワイドモニターは画面が横に広くなっているためゲームプレイが実際的に有利になるのですよ。
またオンラインRPGでも視野が広くとれるのでPTプレイのプレイヤースキルの底上げになると評判で
FF14プレイヤーの間ではウルトラワイドモニターが常識化しつつあります。
上記の動画はPUBGで21:9のウルトラワイドモニターと通常のモニターの比較動画です。
視界が広いというのはゲームプレイにおいて大きなメリットになりますので、
ゲーマーなら無視できない要因ですよね。
ウルトラワイドモニターは4Kでもゲームが出来る?映像もきれい!
21:9のウルトラワイドモニターはFPSでゲームプレイを有利に運びたいというユーザーだけでなく
4K解像度のモニターで美麗なグラフィックスを楽しみたいというユーザーにも人気を集めています。
TVでは当たり前のように普及してきた4K解像度は、まだゲーム業界ではそれほど普及していません。
4Kのパソコンモニターも増えてきましたが、ほとんどがゲーム目的ではなく写真編集などの色彩表現に使われています。
ゲームでも使えないこともないのですが、要求されるスペックが尋常じゃないほど高いので現実的じゃないのです。
2018年現在でいうならGTX1080を2枚くらい載せてやっとまともに遊べるレベルです。
しかしウルトラワイドモニターは普通の4Kに比べて処理が軽くなっているため
最新のゲーミングPCなら快適なゲームプレイも不可能ではありません。
ハイエンドクラスのBTOパソコンならウルトラワイドモニターの4K画質でも十分なゲームプレイが可能です。
こちらの記事ではゲームプレイも快適にこなせるBTOパソコンのおすすめメーカーを比較表にしていますので
併せてお読みいただければ幸いです。
自分が欲しいゲーミングモニター
コスパ抜群のゲーミングモニター!
Acer ゲーミングモニター KG271Abmidpx 27インチ
実際に使っていないのでおすすめのゲーミングモニターは紹介できないですが
自分が気になっているゲーミングモニターはこのあたりです。
36,800円と思ったより安い!
27インチで応答速度1ms、リフレッシュレート144Hzでこの価格はうれしいな。
Acerのモニターは3台くらい使ったことありますが、特に不満もなかったですし。
そういや職場に持って行った自前のモニターもAcerだなぁ。
コスパも良いし見た目もゲーミング仕様っぽくて好き。
今のところこれが第一候補ですかねぇ。
今流行りの湾曲ゲーミングモニター!
ASUS ゲーミングモニター ディスプレイ VA326H 31.5インチ
今流行りの湾曲モニター!
32インチの144Hz、応答速度4msで38,900円とコスパ抜群。
ちょうど湾曲モニターを使っているネトゲ仲間がいるので、使用感を聞いてみましたが
やっぱりゲームへの没入感が段違いだっていうんですよねぇ。
視点移動も楽だし視界も広くなるし、疲れにくくなったとか言ってました。
今のモニターが32インチなのでサイズ感も変わらなくて良さそうだなぁと思い第2候補に。
32インチになってくるとゲームプレイを有利に!というより大迫力で楽しみたい人向けです。
ウルトラワイド ゲーミングモニター!
LG ゲーミングモニター ディスプレイ 34UM69G-B 34インチ
21:9のウルトラワイド ゲーミングモニター!
価格は54926円と少しお高いですが…応答速度も1msですし素晴らしいですね。
IPSパネルという視野角がとても広い液晶なので、画面の隅っこも色の変化が少ないです。
IPSは視野角がかなり広いので寝っ転がってもまともに見れますが、応答速度が遅いという欠点がありました。
このモニターはIPSパネルなのにブースト機能で応答速度が1msになっているんですよねぇ。
私の予算的にきっついですが、欲しさは一番ですねぇ。
ゲーミングモニターと一般的なモニターの違い【まとめ】
- ゲーミングモニターはゲームに特化したハイスペックなモニター!
- リフレッシュレートが高くて映像がなめらか!
- 応答速度が速くて残像が少ない!
- ウルトラワイドモニターなら視界が広くてゲームプレイに有利!
どうですか?ゲーミングモニターって素晴らしいですよね
あぁぁ…欲しい。
モンハンワールドが面白かったら買おうかなー。買いたいなー。
実はタイミング逃してPS4版未プレイなんですよねぇ。
と、話がそれてしまいましたが
ゲーミングモニターについての魅力はまだまだたくさんあるので
また記事にしたいと思います。
普段はBTOパソコンのおすすめ比較なんかをやっていますのでよかったらそちらの記事もどうぞ!