ゲーミングBTOパソコンのTERA推奨PCを考察しています
CPU:☆☆☆☆☆ はCPUの性能を現したものです
GPU:☆☆☆☆☆ はGPUの性能を現したものです
快適:☆☆☆☆☆ はTERAが最高画質で快適にプレイできるかどうかを判断したものです
価格:☆☆☆☆☆ はパーツの値段を考えて、本体価格が適正であるかを考慮したものです
★が多いほど評価が高くなります
評価は相対評価です
Librage BTO GS7020aP2X6R-TERA
AMD Phenom II X6 1090T BE (3.20GHz)/DDR3 4GBメモリ/1TB HDD
RADEON HD6950/Windows 7 Home Premium with SP1 64bit
期間限定特価86,980(税込)
CPU:★★★☆☆
GPU:★★★★☆
快適:★★★★☆
価格:★★★★★
CPUはAMDのPhenomシリーズが搭載されています
AMDというとintelのライバル会社であり、GPU:RADEONシリーズを製作している企業です
昔はAMD派とintel派で熾烈な派閥戦争があるほど均衡していたのですが
core2Duoあたりからintelが優勢になってしまい、めっきり勢いを落としてしまいました
しかしCPU製作においては腐っても世界2大企業の片割れなので、製品は一級品ですね
F1のレーシングカーに搭載されているCPUもAMDが担当していたことがあります
特徴としては安いことが挙げられますね
トップパフォーマンスではintelに今一歩及びませんが、性能と価格のバランスが良いのです
AMD Phenom II X6 1090T BEの特徴を挙げますと
単純な性能面ではintel core i7-930と同等の性能があります
他にはヘキサコア(6コア)CPUという世界で最高のコア搭載数を誇り
これは定価10万を超えるcore i7-980Xと同等です
さらにtubo-coreというシステムを採用しており、負荷が少ない時に消費電力を落としたり
6個の複数コアを使用しない場面では3個に電力を集め
その3コアの性能を飛躍的に向上させるといった特殊な構造をしております
さらにBEという型番ですがこれはBlackEditionの略号で
オーバークロックの倍率がフリーになっていることを示しますね
OCする際には決められた一定の倍率で弄る必要があるのですが
倍率フリーのモデルはこの一定の倍率を無視できるため、自由度が高く
また上限により近づけたOCが可能なので一部のハイエンドユーザーには好まれます
当ブログでも度々話題に出るcore i7-2600とi7-2600kの違いもそこにあたります
2600kは倍率フリーなのですね
このAMD Phenom II X6 1090T BEは最大4.00GHzまでのOCで安定動作するそうで
その際の性能はCore i7-980Xに匹敵します
単純な性能では第二世代インテルに及びませんが、中々の可能性を秘めたCPUなのですね
ブランドを気にせず、安くても良い物が欲しいという方はAMD製CPUもアリでしょう
性能面でもTERAをプレイする上で十分すぎるほどありますので、心配いりません
推奨CPUの2.5倍以上の性能があります
そもそもこのCPUは定価3万を超えていますし、このPCの価格的には大分頑張っていますね
GPUは同じくAMDのRADEON HD6950(2GB)
CPUとGPUが揃っているので相性は良さそうですね(殆ど変わりませんが・・・)
特にTERAはRADEONに最適化されている(製作側がRADEONを使っている)ので
RADEONでプレイするとよりパフォーマンスが発揮しやすいです
メモリは4GBと少ないですので不安ですが、カスタムで追加できるので良いですね
8GBにしても+5000円ですし、つけておいたほうが安心です
メモリを8GBにしたら快適度も★5安定でしょうね
ケースもエアフロー面で心配は要らなそうですし、電源も十分です
このPCは選択肢としてアリですね
総評:ハイエンドPCには今一歩及ばないが、選択肢としてはありえる
とくに低価格帯のPCが欲しい方で、ブランド名を気にしないなら一考の価値あり
Librage BTO GS7020aP2X6R TYPE-SR-TERA
AMD Phenom II X6 1110T (3.30GHz)/DDR3 4GBメモリ/1TB HDD
RADEON HD6970/Windows 7 Home Premium with SP1 64bit
期間限定特価94,980(税込)
CPU:★★★☆☆
GPU:★★★★★
快適:★★★★☆
価格:★★★★★
CPUはAMD Phenom II X6 1110Tですね
これは先ほど紹介した1090Tの上位モデルで、性能はほぼ一緒です
若干クロックが向上しているので、core i7-940と同性能になります
特徴は先ほどのCPUとほぼ一緒で、コストパフォーマンスが良いことが挙げられます
GPUはHD6970とRADEONのシングル最速カードが搭載されています
性能面では文句ありませんね
TERAも最高画質設定でもぬるぬる動くことが予想されます
メモリが4GBと少ないのが気にかかりますが
無茶をしなければこの数字でも問題はありません
快適にゲームをプレイしつつ、インタネーットで調べ物したり、裏で音楽を聴いたりと
複数のことをこなす場合動作が重くなる恐れがあります
より安定した高性能を求めるならば+5000円でメモリ8GBにしましょう
総評:この性能で10万切りはかなり熱いですね
性能面は文句なしなので、ブランドを気にしないなら買いです。
以上がパソコン工房のTERA推奨PCになります
他社に比べてコストパフォーマンスが良いですね
在庫処分も兼ねているのでしょうが、なかなかいい渋いところを出してきました
グッドウィルの値段を考えたらこちらは良心的ですね
とにかく安くて性能がいいものをくれ!って方はこれも良いですよ
特典も付きますし、このお値段でこの性能は中々良い感じです
しかし性能面で最新のハイエンドPCには劣ってしまうので
最高のPCが欲しいという方にはお薦めできませんが
値段と性能のバランスを重視する方にはお薦めできます
AMDCPUだからといって避けるのは勿体無い製品ですよ
特価キャンペーンが6月21日までと少々早いのが痛いですが・・・
6月22日からは上記の価格より5000円ほど値上がりするそうです
今ならメモリ8GBにして5000円ですから、メモリが無料みたいなもんですし
現在買い替えをお考えの方でしたらこちらで決めてしまうのも手かもしれません
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