2011年に主流だったGPUを紹介してみる

2011年のGPU考察とおすすめのGPUを紹介

さて今回もおすすめBTOパソコンの紹介ではなく
前回に引き続き、最新GPUの考察をしていきたいと思います

2023年12月追記:
こちらの情報は2011年の記事になります。
記事内で紹介しているGPUは現在取り扱いがないのでご注意ください。
最新のGPUについてはこちらの記事を参考にして頂ければと思います。


こちらの記事は定期的に更新していますので、その時々における最新スペックのGPUを比較しています。

2011年のGPU紹介

前回オススメに挙げた幾つかのGPUを少し掘り下げながら
SLIとCrossFireのご紹介に移れたらいいなと

さて、先ず前回おすすめしたGPUからご紹介

用語解説:VRAM(ビデオメモリ)、TDP(公称最大消費電力)、推奨電源(PC付属の電源容量)

2011年に主流だったGPUの性能比較

ハイエンドクラス

GTX580 VRAM1536MB TDP244W 推奨電源650W↑ 4gamerレビュー記事 
現Nvidiaのシングル最速カードで主力。ベンチでもゲームでも圧倒的なパフォーマンスを見せる。
消費電力がやや高めなのと、発熱量が多いのでライトユーザー向けではない
GF8600GT~9800GTシリーズ、GTX2xx世代とは比べ物にならない性能を誇る現最強GPU
価格:46000~60000円

追記:
GTX580!懐かしいですね…今の性能で言うとGTX1050Tiと同等以下になっているようです。
当時は最強のグラボでも、今はエントリークラスのGPUに及ばないんですねぇ。
GTX1050Tiならこの時代のゲームはさくさく動くってことですね!

ハイスペッククラス

GTX570 VRAM1280MB TDP219W 推奨電源600W↑  4gamerレビュー記事
Geforceシリーズのハイエンドモデル。凡そ全てのカードの中でも最高峰に位置する・・・が
価格が3万円前後で、RADEONの旗機HD6970と被っているため人気が薄い
全体的によくまとまっており、素晴らしいパフォーマンスを誇るが特色がないので買う意味が薄い
大体このクラスのカードを買う層は、最速であるGTX580を買ってしまうだろう
価格:29000~40000円

追記:
GTX570は当時憧れたGPUです。
今はエントリークラスのGTX1050以下の性能になっています。
GTX1050ならこの時代のゲームは楽勝で動きます。

ハイスペッククラス

GTX480Lightning VRAM1536MB TDP250W 推奨電源650W↑ 4gamerレビュー記事
先代であるGTX4xxシリーズの旗機。HD6970/GTX570と同等以上の性能を誇る。
LightningはOC(オーバークロック)モデルで通常品より高いが、発熱性と消費電力が抑えられている
GTX570を買うならばこちらを買う方がお得な上に性能も上回ってるので、GTX570の不遇は続くのであった
価格:29800~50000円

追記:
GTX480Lightningは何度も買おうか迷ったグラボなのでよく覚えています。
今はエントリークラスのGTX1030くらいの性能になっています。
さすがに現代では通用しない性能ですが、当時は化け物GPUだと思っていました。

ハイエンドクラス

HD6970 VRAM2048MB TDP250W 推奨電源600W↑ 4gamerレビュー記事
発色の鮮やかとコストパフォーマンスの良さに定評があるRADEONシリーズの旗機
大容量のVRAMを搭載し、素晴らしいゲーミングパフォーマンスを見せる
次世代MMOであるTERAはRADEONに最適化されているので、HDシリーズ推奨
価格:29800~40000円

追記:
HD6970はコスパが良くて好みのグラボでしたねぇ。
今のGPUで言うとGTX1050くらいの性能ですが、性能的にはギリギリ現代でも通用しそうですね。
画質調整が必要ですが。

ハイスペッククラス

HD6950 VRAM2048MB TDP200W 推奨電源500W↑ 
先代HD5xxxシリーズのシングル最速カードであるHD5870と同性能
VRAM容量はこちらのが上回っているため、財布が許すならこちらにしたい
同カードのVRAM1028MB版も廉価製品(19800円~)として売りに出ている
そちらはコストパフォーマンスに優れ、売れ行きも好調なようだ
価格:25000~35000円

追記:
HD6950はすっごく欲しかったグラボなので名前を聞くと懐かしく思います。
現代のGPUと比べるとエントリークラス以下の性能になってしまうので
さすがに通用しませんが、当時はすごいGPUだと思っていました。

アッパーミドルクラス

HD6850 VRAM1024MB TDP127W 推奨電源400W↑ レビュー記事
ミドル帯では最高のコストパフォーマンスとワットパフォーマンスを誇る
高性能な上に価格も安く、消費電力は驚くほど低い
最新FPSをやらず、3DMMORPGをやる程度ならこれで十分
往年の名作となったHD5770の後を継ぐ名機になる予感
価格13980~20000円

追記:
HD6850はアッパーミドルクラスのグラボでコスパの高さから当時人気がありました。
私はHD5870LightningというGPUを使っていたので買い替え候補先でしたね。
現代ではさすがに通用しませんが、多くの人に使われたGPUだと思います。

2023年追記

当時を振り返りながら追記してみましたが
何やら懐かしい気持ちになりました。
さすがに12年も月日が流れるとGPUの性能も大きく変わっていますので
この記事で紹介しているものは性能不足になってしまいますね。

ただ、GTX580辺りは現在のエントリークラス並みの性能があるので
12年経ってもそれなりに動いてしまうところがすごいです。

偏にGPUと言っても、様々な性能を持つものがあり、価格帯もまたバラバラです
どれが最も優れているかなんて誰にもわかりません
自分の用途にあったもの、自分が選んだ物が最高の選択だと思います。

エントリークラス?ミドルクラス?GPUを選ぶ時のポイント

最も売れる、需要が多いのが2万円~3万円くらいのミドルクラスGPUです
発売時期に稼働している大体のゲームはこのクラスのカードで十分遊べますので、
人気がありますしコストパフォーマンスに優れています。
ただ、最新のゲームを最高画質設定で快適に動かせるほどの性能はないため、その辺りは調整が必要です。

エントリークラスは1~2万円くらいの価格帯になりますが
これはその時々の最新ゲームを遊ぶには満足な性能とは言えず、大体4~5年前のゲームがメインの対象になります。

4~5万くらいのハイスペッククラスのGPUはその時々の最新ゲームを最高画質設定で遊びたい人向けですが
2~3年戦えるほどの性能的な余裕はなく、アップデートや新作が出てくる度に少しずつ性能不足を感じます。

ハイエンドクラスのGPUは最新のゲームを余裕で動作させることが出来る性能です。
3年くらいは性能に困ることがありません。
新作やアップデートがあっても余裕を持った快適なプレイが望めますので、
GPU自体の価格は高いですが、PCを長期間使う方だと十分元が取れます。

ゲーミングPCには性能が良いGPUが搭載されている

ゲーミングPCと言いますと、嗜好品に当たるので大分お値段をぼったくられますが・・・
探せばお安く手に入るものです

大体どこのショップでもハイエンドゲームPCというと30~40万くらいで飾ってありますが
あそこまでの性能は必要ありません
せいぜい15万~20万あれば相当な物が選べます

追記:
2011年頃のBTOパソコン事情ではゲーミングPCはかなり高額でしたが
現在ではゲーミングPCもお手頃価格で購入できるようになりました。
一般的なパソコンとほとんど差がなくなりましたし、自作PCとの価格差も微々たるものです。

2011年の時代が懐かしいですね…
ちょうどこのブログが出来た頃なので、今思うと「あの頃はこうだったなぁ」なんて感慨深いものを覚えます。
この記事を再編集している現在は2023年12月なので、あれから12年の月日が経過したことになりますね。

12年も経つとBTOパソコンの事情もメーカーの特徴も大分変りました。
当ブログでは変わらずおすすめのBTOパソコンを紹介しています。

GTX580やHD6970なんて本当に懐かしい…
今はRTX4070あたりが主流になっています。
型番も大分変りましたね。

当ブログおすすめBTOパソコンでは様々な用途にあわせて、おすすめのBTOパソコンを紹介していきますので
またお暇な時に遊びに来て頂けますと幸いです

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この記事を書いた人

BTOパソコン購入歴20年以上のゲームオタクです。
10代の頃にはじめて購入したパソコンが低スペックすぎてゲームが出来ずとても後悔した経験からBTOパソコンに興味を持ちました。
当時はそれほどメジャーではありませんでしたが、そのコスパと性能に惚れ込み今に至ります。
自分自身で10台以上、友人からの依頼を合わせると50台以上の購入経験があります。
このブログは2011年から運営している趣味の個人ブログです。

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