本日のおすすめBTOパソコン更新記事は
最新グラフィックボードの考察になります
以前にも記事にしましたが、この夏始まったMMORPG『TERA』に適した
グラフィックボードを一覧表にしていきます
前回の記事ではSLIやCFの動作環境が不明だったため、
シングルカード主体の考察でしたが今回はSLIやCFを含めた考察に最適化します
TERA用にPCを新調する方や、VGAだけ交換する方の参考になれば幸いです
尚、CPUはある程度のクラスの物を使用している前提での記事になりますので
余りに古いCPUや低スペックのCPUだとVGAの性能を出し切ることができません
あくまで1つの参考程度に留めて頂ければと存じます
快適度:★★★★★ オーバースペック気味で、AA設定を上げて更なる高画質化を楽しめる
快適度:★★★★☆ 十分すぎるほどの性能で、最高画質設定でも余裕がありAA設定も可能
快適度:★★★☆☆ 高画質でもぬるぬる動くが、人が多いと余裕がなくなる
快適度:★★☆☆☆ 高画質では重い場面も出てくる。画質を調整する必要がある
快適度:★☆☆☆☆ 画質を調整すれば動くが、TERA用として買うには勿体無いかも
*性能昇順(上にあるほど高性能です)
CF、CFXは同等品以上の物との連結を前提としております
TDPとは公称最大消費電力の略です(実測値ではありません)
推奨電源容量とは一般的な使用を求める際に必要だと思われる電源容量です
HDDを必要以上に増設したり(5台とか)、電源が多く必要だとされる機器を沢山付けない事を前提としています
価格は最安値ではなく安値価格の平均値です
相場から大きく離れる高価格商品は計算にいれておりません
現在は売っていない製品もありますが、当時の相場で補完しています(赤字表記)
Nvidia製VGAを緑色の帯で、AMD製VGAを赤色の帯で囲ってあります
VGA | TDP | 推奨電源 | 価格 | 特徴 |
GTX580【SLI】 | 488 W | 1000 W 以上 | 80,000円 | 現世界最速のGTX580を2枚連結させた最強のデュアルGPU GTX580単機より80%以上性能が向上した至高のグラフィックス能力を持つ |
HD6970【CFX】 | 500 W | 900 W 以上 | 70,000円 | RADEONのシングル最速カードを2枚連ねた超高性能GPU HD6970単機より80%以上性能が向上した脅威のグラフィックス能力を持つ |
HD6990 | 375 W | 800 W 以上 | 68,000円 | 2GPU搭載の擬似シングルカード HD6950と同程度のコアが2機搭載されたハイエンドモデル |
HD6950【CFX】 | 400 W | 750 W 以上 | 52,000円 | コスパ最強のデュアルGPU TERA推奨カードであるHD6950を2枚使った夢の構成 |
GTX590 |
365 W | 850 W 以上 | 70,000円 | GTX580から電圧を若干下げクロックダウンしたコアを2つ搭載 GTX570【SLI】と同等以上の性能を誇る |
GTX570【SLI】 | 438 W | 900 W 以上 | 62,000円 | コスパを考えると選択肢に上がりづらいが性能の絶対値は高い TERAをプレイするにはオーバースペック |
HD5870【CFX】 | 376 W | 750 W 以上 | 52,000円 | 現在はHD6950にお株を奪われているので実践する価値は低いが コスパと性能のバランスはトップクラス |
HD5970 |
294 W | 750 W 以上 | 70,000円 | 先代世界最強GPU 現在入手することは非常に困難だが、憧れの嗜好品である |
VGA | TDP | 推奨電源容量 | 価格 | 特徴 |
GTX580 | 244 W | 700 W 以上 | 43,000円 | シングルでは世界最速のトップランナー DX9世代のゲームでも性能が落ちにくく、TERAでもその実力は健在 |
HD6970 | 250 W | 650 W 以上 | 35,000円 | シングルではRADEON最速の旗機 TERAに最適化されているため、その性能を十分に発揮できる |
GTX570 | 219 W | 650 W 以上 | 31,000円 | 基本スペックはHD6970と同程度 消費電力と冷却性で少々劣るが、Nvidiaの中ではバランスは良い方 |
GTX295 | 289 W | 800 W 以上 | 68,000円 | TERAがマルチGPUに対応してきたため、その真価を見せ付ける 発売当初は化け物扱いされたハイパワーデュアルGPU |
HD6950 | 200 W | 600 W 以上 | 26,000円 | 高コストパフォーマンスで圧倒的な人気を持つ TERA公式の推奨カードに抜擢されているほどなので、スペックは十分 |
HD5870 | 188 W | 600 W 以上 | 26,000円 | RADEONが誇る名機。FF14特需で5万を超える人気カードとなった その性能は今でも健在で、DX9世代のゲームならHD6950と同等以上の性能を見せる |
GTX480 | 250 W | 750 W 以上 | 31,000円 | これのフルスペックモデルがGTX580。省電力性と冷却性にかけるが性能は一級品 省電力性と冷却性を向上させたMSI-GTX480Lightningは非常に優秀なカード コスパでも性能面でもGTX570を上回る隠れ名機 |
HD6870 | 151 W | 550 W 以上 | 16,000円 | 性能、消費電力、冷却性能どれをとっても一級品 そして最高のコストパフォーマンスを誇る珠玉の逸品 |
VGA | TDP | 推奨電源容量 | 価格 | 特徴 |
GTX560Ti |
170 W | 550 W 以上 | 19,000円 | DX11世代ではハイエンドカードと並ぶ性能を持つが DX9世代のゲームではHD5850と同程度くらいに落ち込んでしまう しかしながら性能のバランスがよく、コスパは非常に高い優秀なカード |
HD5850 |
151 W | 550 W 以上 | 18,000円 | 今でも人気があるRADEONの名機。ここからRADEONの逆転劇がはじまった。 TERAを快適に遊ぶ上でも十分なスペックを持つ高水準なGPU |
GTX560 |
未公開 | 550 W 以上 | 16,000円 | GTX460の焼き直しモデル しかしクロックアップが図られており性能は上がっている |
HD6850 |
127 W | 500 W 以上 | 14,000円 | ややこしいがHD5850よりも性能が劣っている HD57xxシリーズの後継機がHD68xxシリーズ HD58xxシリーズの後継機はHD69xxシリーズなので紛らわしい |
GTX470 |
215 W | 600 W 以上 | 24,000円 | スペックは高いが、消費電力と冷却性能が犠牲になっている Nvidiaの失脚が始まったレーベルだが性能は高い |
GTX285 |
204 W | 550 W 以上 | 36,000円 | 爆熱ハイパワーなNvidiaにしてはバランスが取れていたカード さすがに先代ハイエンドカードだけあってTERAでも安定動作が確認できる |
GTX460 1GB |
160 W | 500 W 以上 | 15,000円 | 省電力・冷却性・性能と三拍子揃った良品 DX11は優秀だが、DX9は性能が落ちるのでこの位置に入る さらに相性問題や不具合が多いので注意が必要なカード |
HD4890 |
190 W | 550 W 以上 | 30,000円 | RADEONの快進撃に一役買った高性能カード 値段も消費電力も高かったが、今でも愛用者が多い優秀なモデル |
GTX275 | 219 W | 550 W 以上 | 25,000円 | AION程度ならぬるぬる動くハイエンドモデルだったが、今ではミドルレンジに このクラスのカードでは少し不安が出てくるが買い換えるほどではない |
VGA | TDP | 推奨電源容量 | 価格 | 特徴 |
HD4870 | 150 W | 500 W | 24000円 | 高い性能と省電力性を持ち、未だに人気が高い名機 現状このレベルのカードを使っていれば買い換える必要はないかと思われる |
HD5830 | 175 W | 550 W | 18000円 | HD5850の選別落ち品。ROPとSP数が削られているのでハズレ品の1つ。 ナンバリングから性能は高そうに見えてしまうが、実はそうでもない 値段の割りに性能が宜しくないのでお薦めできない |
HD6790 | 150 W | 500 W | 12000円 | こちらも同様にROPとSP数が少ないので最新ゲームには向かない ここからなら買い変える必要はないが、今から買うような製品ではない |
HD5770 | 108 W | 450 W | 10000円 | 往年の名機とも言えるRADEONの代名詞。この性能で1万という超高コスパを誇る このカードがあれば困らないので、実用性重視なら買い換える必要はない |
GTX460 768MB | 150 W | 500 W | 13000円 | こちらは1GB版よりROPとSPとバス幅が削られている廉価品 今更買うような製品でもないが、ここからなら買い換える必要もなし 一応最高画質でもある程度快適に動作するが、ユーザー密集地とダンジョンは重い |
GTX550Ti | 116 W | 450 W | 11000円 | 表面上のスペックは普通だが、DX9を苦手とするのでTERA用には地雷 |
GTX250 | 150 W | 500 W | 13000円 | この程度の性能があればTERAでも困らないだろうが今更買うカードではない。 |
9800GTX+ | 150 W | 500 W | 13000円 | GTS250と全くの同性能・・・というか同製品。 |
GTX260 | 182 W | 500 W | 30000円 | AIONの推奨環境に指定されているカード。 |
VGA | TDP | 推奨電源容量 | 価格 | 特徴 |
HD5750 | 87 W | 400 W | 10000円 | 今からTERA用にこの辺りのカードを買うのは辞めたほうが宜しいかと 余裕があるならば買い換え推奨ですが、無いならばこれでも頑張れます |
GTS450 | 106 W | 400 W | 8000円 | TERA用にこのクラスを選ぶのは非常に勿体無いのでやめましょう |
8800Ultra | 171 W | 550 W | 100000円 | 来年始まる『B&S』の推奨環境グラボなので、TERAはこれでも頑張れます 発売当時10万強・・・かつてこれに憧れた人がどれだけ居るでしょう |
HD4850 | 110 W | 450 W | 17000円 | おそらく高画質設定で動くでしょうが、人が多いと重いかもしれません |
8800GT | 125 W | 450 W | 35000円 | さすがに高級ハイエンドカードだっただけありますね・・・これでも十分動きます TERAの推奨環境に指定されているカードです |
9800GT | 105 W | 400 W | 24000円 | 実際にこれでTERAをプレイしてきましたが高画質でも問題なく動きました しかし人が集まっている場所や、MOBが沢山いる場所は重いです |
9600GT | 96 W | 400 W | 26000円 | 9800GTより性能が1段落ちるものですが、これでも動くでしょう |
HD3850 | 75 W | 400 W | 28000円 | これでも高画質で動くことは動くでしょう この辺りから買い替えを検討するレベルです |
前回の内容とは大分変わってしまいましたが、厳しめに評価してみました
私の主観も入っておりますので、全て鵜呑みにせず参考程度に留めて頂ければと存じます
以上で今回の記事を終わります
少しでも参考になりましたら幸いです
コメント
コメント一覧 (3件)
SECRET: 1
パソコンのことについてよく知らないのですがGTX560をこの早見表に加えるとしたら☆いくつなのでしょうか?私が数ヶ月前に買ったものがGTX560なのですが表になくて「もしかして産廃買ったのかな」なんて思ってたりしてます……
コメントありがとうございます
このような辺鄙なブログを愛読して頂けるとは・・・感極まります。
ご指摘ありがとうございました。
他意はなかったのですが、うっかり記入し忘れていたようです
GTX560についての疑問との事ですが
GTX560TiとGTX550Tiの性能差が激しかったので
間を埋めるカードとして期待されていました
しかし、GTX560Tiからそれほど劣ることもなく
結果として期待を裏切る高性能っぷりだったというわけです
Nvidia優勢のゲームではHD6870と同等以上の性能を持ちますし
良い買い物をなさったのではないかと存じます
特にNvidiaに最適化されたゲームタイトルの方が遥かに多いので
実質はHD6870と同じくらいの性能だと思ってください
この表はRADEON優勢の『TERA』というタイトルのみを考慮したものですので
少し異色な内容になっております
GTX560も素晴らしいカードだと思いますので
質問者様がご心配なされるような事はないと思われます
当方の落ち度で余計なご心労をかけ、申し訳ございませんでした
また懲りずに来て頂けますと幸いです。
SECRET: 1
てんこさんコメントありがとうございます。
ちょっと安心しました。