core i9-9900Kの発売日は2018年後半か
引用元:https://wccftech.com/intel-core-i9-9900k-8-core-benchmark-3dmark-performance-leak/
intelの新CPUの情報がリークされたようです。
TDP(最大放熱量)が95Wとかなり低めに書かれているので、このまま来るとは限りませんが
このスペック表通りならかなり性能アップが見込めるのではないかと思います。
TDP(熱設計電力)はCPUの発熱量を表している数字で、文字通りこの値が低いと発熱量が少なくなるため
他のパーツへの負担も減りますし、消費電力自体も減っていくので嬉しいことづくめとなります。
現在のメインストリーム最上位モデルが8700Kですが、この8700KのTDPも95Wになっており
同じ発熱量、同程度の消費電力で性能が向上するとあって注目を浴びています。
型番がi7からi9になるため、ちょっとややこしいですが
コア数はi7-8700Kより2つ増加の8コア16スレッドで、クロック周波数とキャッシュが伸びるようですね。
またソルダリングが復活するみたいなので、そこでも注目を集めています。
ソルダリングとは
CPUダイ(本体)とヒートスプレッダ(熱を発散させる装置)の間に入るハンダ付けの事で
現在主流になっているサーマルグリスより冷却効率が高い溶接技法です。
ソルダリングの方が冷却性に優れているのですが、コストがグリスよりかかってしまう事と
長時間熱に晒され続けることによって変形してしまう可能性もあり、故障の原因になるという話から
現在のintel製CPUではサーマルグリスが主流になっていました。
今後発売予定のi9-9900Kでは、このソルダリング形式になると言われており
高い冷却性が望めるため期待の声が挙がっています。
ちなみにAMD RYZENの第二世代はソルダリング形式です。
ソルダリングだからグリスより故障しやすいといった話でもないため
単純に好みの問題になってきますが、自作ユーザーの間でもソルダリング派とグリス派がいます。
私のサブ機はまだソルダリングだった頃のintelCPUですが、元気に動いています(6年目)
core i9-9900Kの性能は?
リークされた情報によると、マルチコアをフルに使った状態では8700Kを25%ほど上回るようで
かなりの性能アップが期待されています。
単コア性能も最大クロック周波数4.7GHzから5.0GHzに上がりますし
キャッシュも12MBから16MBに上がるので、全体的な性能アップが期待できますね。
i7-9700Kは名称的に8700K(6コア12スレッド)の上位互換かと思いきやコア数が8コア8スレッドに減っています。
クロック周波数は上がっているものの、コア数が減っている分マルチコア性能はダウンしそうですね。
これは8700Kではなく8600Kの上位互換として作られたCPUでしょうかね。
8600Kは6コア6スレッドなので、そこを基準に考えると大幅な性能アップが見込めそうです。
9600Kは6コア6スレッドのになっているので、これは8500K(6コア6スレッド)の上位互換となりそうです。
i9-9900Kの発売日は?
発売日については公式から発表されていないので正式にはまだわかりませんが
2018年後半になると予想されています。
intelのロードマップからも2018年後半にCoffee Lake Refreshを投入すると言われていたので
時期的にも合致しますしね。
このCoffee Lake Refreshがi9-9900Kとなりそうです。
Coffee Lakeが今主流の8700Kや8086K、8600Kなどの8xxxシリーズです。
発売日に関してはまた詳しい情報が入り次第追記したいと思います。
i9-9900KがBTOパソコンで買えるのはいつぐらい?
市場に出回ってからBTOパソコンメーカーで製品に組み込まれるまで
半月から一ヵ月くらいかかるので、9900Kの発売日が2018年後半なら、2019年にずれ込みそうですね。
個人的には2018年11月くらいに発表されて、12月のボーナス戦線あたりで出足の早いメーカーが出して来たらいいなーと思ってます。
最近はBTOパソコンメーカーも新CPU、新GPUへの切り替えが早いので、そこまで掛からないんじゃないかなーと思ってますけどね
この辺りも最新の情報が入り次第追記していきたいと思います。
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