2011年のGPU事情とその解説
こちらは古い記事になりますので2023年12月に一部の内容を再編集しています。
当時紹介していたGPUについての内容はそのままになっていますので、ご注意ください。
今日はBTOパソコンの紹介ではなく
初心者向けにPCパーツの考察をしたいと思います
ある程度パソコンの知識がある方は「言われんでも知ってるわwww」となりますので
読み飛ばして頂くか、暇潰しに流し読みしてください
今日の題材は GPU です
他にもVGA、グラボ、など様々な呼び方があるので、混乱する部品の一つですが
オンラインゲームを快適に遊ぶ上では欠かせない重要部品の一つかと思います
最新の3D技術を利用したMMORPGと言えば、CPUの演算能力が多く必要なため
CPUの性能が問われますが、他にもGPUが大きな役割を担います
特にゲームに大きく関わる部品なので、お金を掛けて損は無いでしょう
PCにおいて重要なパーツの一つであり、花形でもありますので
4gamerなどでも多くの記事が取り上げられています
ベンチマークで高スコアを出すのが生きがいのベンチ狂や、ハードゲーマーには欠かせないパーツでもあります
2011年のGPU性能比較
GPU性能比較表 2011年5月版
GTX580>GTX570=HD6970>GTX480>HD6950=HD5870>GTX470>GTX560Ti
>HD6870>HD5850>GTX285>GTX460>GTX275>HD5770>GTX260>>GTS250
>HD4850>8800GTX>9800GT>9600GT
こちらの記事は2011年5月に書いたものです。
現在取り扱いのないGPUを紹介していますので、最新のGPUについてはこちらの記事をお読みください。
ところでGPUってなに?
GPU(Graphics Processing Unit)とはパソコンのモニターに画像を表示するパーツです
ユーザー間ではグラフィックボード、略してグラボと呼ばれ親しまれています
他にもグラフィックアクセラレータ、ビデオカードと呼ばれることもあります
PCでゲームをする場合、快適に動くかどうかはGPUの処理能力に大きく左右するので
ゲーマーにとってGPUの性能というのは一つの大きな指標となります
さらにはHD動画の再生支援機能があるGPUならば、HD動画の再生も軽々と行えるので
性能が高くて損をするということはありません
特に最近のWindowsは「エアロ」などの搭載でグラフィックス能力を必要としますし
VISTAや7を快適に動作させるという意味でも高いグラフィックス能力が要求されます
GPUを作っている会社って?
GPUを主に販売しているいるのは
Nvidia、AMD、Intel の3社
intelは*チップセット内蔵型のGPUを製造していますね
CPUについているアレです
そう、俗にオンボードと呼ばれるアレです
当たり前ですが、ゲーマーやハードユーザー向けではありません
最新のi7-2600kに搭載されているHD Graphics 3000でもGF7600GTと同程度だそうです
Nvidia社はGPU専門の企業で、シェアは世界のトップを誇ります
ゲーム用GPUからクリエイター向けGPUまで最高峰の技術を持っています
BTOパソコンでも多くの型がこのNvidia製GPUを搭載しており、正にGPU開発の金字塔と言うべき存在です
代表ブランドは「GeForce」「Quadro」「Tesla」
AMD社はCPUとGPUの両方を取り扱っています
元々はCPU専門の開発会社でしたが、近年GPU開発のATIを買収して事業規模を拡大しました
ATIのGPUは消費電力と発熱性、発色に優れ、Nvidiaとは違ったアプローチでシェアを伸ばしています
近年では高性能GPUにも力を入れており、NvidiaGPUとの性能差は殆どなくなり均衡状態にあります
代表ブランドは「RADEON」「ATI FirePro」
因みにコンソールゲームのハードウェアにもGPUが搭載されていますが
PS3はNvidia、WiiはAMD、Xbox360もAMDです
ゲームを快適かつ美麗なグラフィックスでプレイするために
大きな役割を担うわけですが、どれを選んだらいいのか悩むところではありますよね
数が多すぎて何が何やらという方も多いと思います(私もですが・・・)
当ブログでもGPUの性能比較、選び方の解説などを行っていますので、よろしければ併せてお読みください。
読むのが面倒だからオススメ教えろという豪気な方もいらっしゃるでしょう
主観ですが、私のオススメをご紹介しておきます
ハイエンドGPU
Nvidia:GTX580(現在のシングル最速カードで性能は頂点)
Nvidia:GTX480Lightning(コストパフォーマンスが最高) *通常版GTX480は例外
AMD:HD6970(RADEONのシングル最速カード、GTX580に比べて省エネ)
ミドルアッパーGPU
AMD:HD6950(性能、値段、消費電力、発熱、どれをとってもバランス良)
AMD:HD5870(近年の最高傑作)
AMD:HD5850(コストパフォーマンスが最高)
Nvidia:GTX560Ti(コストパフォーマンス高)
エントリーGPU
Nvidia:GTX460-1GB(バランス良、カードが短い、コストパフォーマンスが良い)
AMD:HD5770Hawk(コストパフォーマンスが良い)
2018年7月版
ハイエンドGPU
GTX1080Ti(現在のシングル最速カードで性能は頂点)
GTX1080(全GPUでもトップクラスの性能)
GTX1070Ti(GTX1080に匹敵する性能があり、価格も安いためコスパ抜群)
ミドルクラスGPU
GTX1070(性能、値段、消費電力、発熱、どれをとってもバランス良)
GTX1060[6GB](コスパが最強。最新ゲームの最高画質設定以外ならなんでも快適に動く)
GTX1060[3GB](軽いゲームなら難なくこなせる。コスパ良し)
エントリーGPU
GTX1050Ti(古いゲームならこれで十分な性能。良い時代になったもんだ)
情報が古くなっていたので2018年7月に追記しました。
現時点でのオススメはこんな感じですね。
TERA用に買うならGTX1060で十分です。
GPUについて少しは参考になりましたでしょうか?
古い記事でしたので再編集させて頂きましたが、懐かしいですね。
現在は取り扱っていないGPUの話も出ていますので、最新の情報とよく見比べてくださいね。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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