【マウス】ゲームPC比較レビュー14

GTX580SLI搭載ウルトラハイエンドPC おすすめ度:★★★★★
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 NEXTGEAR-MICRO im800PA8-SP
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 マウスコンピューター / G-TUNE
 インテル Core i7-960 (3.20GHz)/ DDR3 6GBメモリ/
 1TB HDD / Nvidia Geforce GTX580【SLI】搭載 / 
 Windows 7 Home Premium  64bit
 ¥183,120(税込) 送料+手数料込み
 CPU:★★★★★
 VGA:★★★★★
 快適:★★★★★
 価格:★★★★☆

 マウスコンピューターのゲーミングPCブランド『G-TUNE』が販売するウルトラハイエンドPC
 拘りの配線を生かしたエアフローと高い静音性、ケースの高級感が魅力
 MasterPiece(傑作)の名を冠するG-TUNEのフラッグシップマシン 

【CPU: Core i7-960】
TERAなどの3Dゲームをプレイするのに十分な性能を発揮します
ゲーム、動画の編集、音楽の編集、凡そ全ての動作を機敏にこなす事ができます

Core i7-9xxシリーズでも上位のスペックを持つCPUで
マルチGPUをサポートする最高のパートナーになります

4コア8スレッド(仮想8コア動作)の上位モデルですが、より高性能なCPUを求める方は
カスタマイズでCore i7-980を選択するのがお薦めです

Core i7-980は6コア12スレッド(仮想12コア動作)の超高性能コアプロセッサーで
正に次世代のCPUとも言える最上級の逸品です

究極を求める方はCore i7-990Xを選択する事も出来ますが
価格が跳ね上がってしまうため、予算との相談になります

Core i7-990Xを選ぶ事で6コア12スレッド動作を実現する世界最高の頭脳になります

【VGA: GeForce GTX580SLI】
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世界最速のシングルカードであるGTX580を2機搭載したウルトラハイエンドGPUです

つまり2GPUカードとしても世界最速であり、異次元のパフォーマンスを発揮するでしょう
具体的に言いますと、現在世界最速であるGTX580より80%~100%ほど性能が高くなっています

10%性能が変わるだけで1万円近く値段が変わるハイエンドGPU界ですから驚異的です
ちなみに次点であるHD6970とGTX580は10~14%くらいの性能差があります

HD6990やGTX590を上回る、正に世界の頂点にたつGPUがこのGTX580SLIです
このGPUでぬるぬる動かないものはありませんし、あってはならないでしょうね

GPUがSLIに対応していないゲームでも、1クリックでSLIをOFFにしておけば
シングルとしても最速なわけですし、どの道そのゲームでも最速なことに変わりはありません
2GPUが認識するゲームでも最速でありますし、究極のウルトラハイエンド環境となります

【RAM: 6GB】
DDR3-10600 2GBx3
MMORPGを動かす上で十分すぎる容量が搭載されています

メモリーの容量を増やすことで、様々なアプリケーションを快適に動作指せる事ができますので
出来れば6GB以上のメモリ搭載をお薦めします

こちらのCPUは3枚つづりでメモリの性能が向上するトリプルチャネル対応なので
3枚綴りで搭載していくのが鉄板です

1x3=3GB 2×3=6GB 4×3=12GB

これ以上の増設は使いきれませんので
クリエイティブ用途でご使用される方以外はこのくらいで十分でしょう

余裕を持ちたい場合は追加で増設することをお薦めします

【ケース: NextGear-MicroATX】
冷却性にこだわったマイクロタワーケースです
実売価格13000円くらいのケースなので、品質も性能もそこらの安物には負けません

このケースだけ売ってくれ!という自作erも居るくらいで
マウス製品の中では人気も高く、ゲーミング用途でも十分な冷却性能を発揮します

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G-TUNE公式HPから引用

前面と側面にメッシュ加工が施されており、高い放熱性を実現しています。
エアフローを向上させることでパーツの冷却性を向上させ、寿命を延ばすことができます
こういった冷却ケースならではの利点ですね

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さらに天板とリアに冷却ファンを搭載してありますので
内部に篭った熱を効果的に排出することが出来る設計になっています

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前面の中段ファンでGPUを直接冷却できるのでこのケースは良いですね
デュアルGPUは熱が心配ですが、このケースなら快適に動作させることが出来そうです

天板のファンで内部の熱を効率よく逃がすことが出来そうですし
きちんと配慮された素晴らしい設計だと思います

パーツの寿命を考慮した上でも、こういった冷却性重視のケースは重宝しますので
ケースの品質も大事になってきます

窒息ケースでGTX580をSLI駆動させたら燃えそうですし
実際にGTX590が燃えて騒ぎになったこともありましたね・・・。

マウスコンピューターでもこのMicroTowerは非常に出来がよく
品質重視の方にもお薦めできるものになっています

【電源: 1200W】
1200Wの80PLUS電源が搭載されていますので、容量的には問題ないでしょうね
品質はあまり良くないですが、普通に使用する分には十分な物です

電源の変換効率が高いので、そこらの安物よりは良いでしょう

電源の変換効率についてはこちらの記事を参照して下さい
無駄に詳しく力説してしまっています → 意外と知らない電源の重要性

これなら十分な容量がありますし、エコ電源でもありますので環境に優しいです


【総評】

価格が高いので一般向けではないですね
スペックと値段を考慮したら★5なのですが・・・

至高を求める一部の方にしかお薦めできません

シングル世界最速のGPUを2枚搭載した究極とも言えるウルトラハイエンドモデルが
この価格で購入できるというのはお買い得といえばお買い得ですよね
他のBTOショップでは軽く25万くらいで売っていますし、ドスパラでも22万します。

ケースも良いですし、製品として見れば『アリ』なパソコンです

しかしながら、やはり値段の絶対値が高すぎるのが問題ですね
相当予算に余裕を持っている方しか興味を惹かれないでしょうし。

でも誰も買わないからこそ憧れるもので
思い切って行って見るのも良いかもしれません。

並のユーザーでは所持する事のない貴方だけのウルトラハイエンドマシンが其処にあります

マルチGPU対応タイトルでは異次元のパフォーマンスを発揮するこのパソコンですが
購入を考えてしまって居る方は必ずプレイしているタイトルがマルチGPUに対応しているか確認してください

リネ2やTERAは対応しているので問題ないですが、AIONは対応していませんので。
もしも購入後に対応していないことに気づいたら大変です。

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この記事を書いた人

BTOパソコン購入歴20年以上のゲームオタクです。
10代の頃にはじめて購入したパソコンが低スペックすぎてゲームが出来ずとても後悔した経験からBTOパソコンに興味を持ちました。
当時はそれほどメジャーではありませんでしたが、そのコスパと性能に惚れ込み今に至ります。
自分自身で10台以上、友人からの依頼を合わせると50台以上の購入経験があります。
このブログは2011年から運営している趣味の個人ブログです。

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