NEXTGEAR i610GA3
マウスコンピューター / G-TUNE
インテル Core i7-2700K (3.50GHz)/ DDR3 8GBメモリ/
1TB HDD / GeForce GTX580搭載 /
Windows 7 Home Premium SP1 64bit
¥109,830(税込)
CPU:★★★★★
VGA:★★★★★
快適:★★★★★
価格:★★★★★
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド『G-TUNE』が販売するハイエンドPC
拘りの配線を生かしたエアフローと高い静音性、ケースの高級感が魅力
【CPU: Core i7-2700K】
先月24日に発売されたintel SandyBridge(開発コード)の最上位CPU
ゲーム用途ならば最も高い性能を持ち、
初期型core i7シリーズ(Nehalem)とは比べ物にならないパフォーマンスを見せる最新CPUになります
SandyBridgeにはMainStream(メインストリーム)、Enthusiast(エンスージアスト)の2種類があります
メインストリームは一般向けで性能面は緩やかに設定されており
コストパフォーマンスを重視した仕上がりになっていますが
エンスージアストはコアユーザーに向けた超高性能CPUで、価格も高価格になっています
中でも製品名に『X』が付くExtreamEditionはその名の通り極限の性能を持つCPUで
そのシリーズの最上位に君臨する絶対的な存在となります
この2700Kはメインストリーム向けCPUでありながら、Core i7-990X【Extremme】に迫る性能を見せ
その圧倒的コストパフォーマンスの高さで一躍人気CPUの仲間入りを果たしました
マルチスレッドが生かされる環境(エンコードや動画編集など)ではExtremeEditionに敵いませんが
シングルコアの性能が重要になってくるゲーム用途では990Xを凌ぐ性能を見せ
現在世界最速であるCore i7-3960X【Extreme】にすら匹敵する恐ろしい性能を持つCPUですね
Nehalem Core i7-990X【80000円前後】
Sandy-E Core i7-3960X【85000円前後】
SandyBrige Core i7-2700K【27000円前後】
ゲーム性能で言えば Core i7-3960Xと2700Kは均衡しており、990Xより一歩秀でています
コストパフォーマンスの高さは比べるまでもなく、2700Kの圧勝
さらに消費電力も990X、3960Xに比べてて30Wほど低いのでエコCPUでもあります
ワットパフォーマンス、コストパフォーマンス、ゲーム性能
総合力で見れば今最も優れたCPUでしょう
【VGA: GTX570】
Nvidia GeForceシリーズでGTX580に次ぐ性能を持つハイエンドカードになります
RADEON最速モデルのHD6970と同等以上のスペックを持ち、パフォーマンスも同程度です
GTX5xxシリーズはかなりの高スペックですから、古いGPUとは比較にならないパワーを持ちます
GTX2xxとは別次元のパフォーマンスなので、買い替えを検討している方にもオススメです
GTX275を2枚挿してもこのGTX570には及びません
GTX275でもTERAを最高画質でプレイできるくらいのパワーはありますから、恐ろしいことです
このGTX570はあのGTX295よりも高いパフォーマンスを見せますので
最新のMMORPGを快適に動作させることが可能です
特にAIONより以前のゲームではオーバースペックとも言えるハイパワーぶりです
この辺りは好みになってきますが、多くのゲームタイトルで最適化されているため
Nvidia GeForceは高い人気を誇ります
TERAはRADEONに最適化されていますが、元になっているエンジンがUE3なのでNvidiaGeforceでも安定して動作します
HD6970と同等ながらも、HD6970より安くコスパに優れており
TERAをはじめとする最新MMORPGを最高画質で快適に動作させる事ができるハイスペックカードになります
TERA公式HPなどで紹介されているTERA推奨VGA『HD6950』は
このGTX570より1ランク下のVGAになりますので、このGTX570を選ぶことは
より高スペックを求める方にお薦めの構成です
TERAやAIONの推奨環境よりも格段に上のスペックを持ちますので
現存する様々なMMORPGを快適に動作させることが出来る優秀なGPUになります
また、DX11を利用した最新のオンラインゲームでも圧倒的なパフォーマンスを見せ
近々はじまるBF3(BattleField3)や、多くの人気FPSゲーム、最新レースゲームで快適な動作が見込めます
【RAM: 8GB】
DDR3-10600 4GBx2
MMORPGを動かす上で十分すぎる容量が搭載されています
メモリーの容量を増やすことで、様々なアプリケーションを快適に動作指せる事ができますので
出来れば6GB以上のメモリ搭載をお薦めします
こちらのCPUは2枚つづりでメモリの性能が向上するデュアルチャネル対応なので
2枚綴りで搭載していくのが鉄板です
1+1=2GB 2+2=4GB 4+4=8GB
これ以上の増設は使いきれませんので
クリエイティブ用途でご使用される方以外はこのくらいで十分でしょう
【ケース: G-TUNE Original】
静音性重視の重厚なデザインが魅力的で、見た目は非常に素晴らしい
冷却性は多数のファンを搭載した冷却ケースに劣るが、静音性は高く
こだわりの配線でケース内のエアフローは確保されています
マウスコンピューター製PCは色々とツッコミ所も多いのですが
このG-TUNEモデルは出来が良く、コアなファンも多いのが特徴で
ケースの見た目も高級感があり、インテリア性も抜群なのが嬉しいところです
「ケースだけ売ってくれ」というユーザーも居るくらいのカッコ良さが売りの1つになっています
また、内部が広く作られており
マルチGPUの搭載も容易に行える拡張性も併せ持つ優秀なケースです
冷却性能は高く無いですが、通常のBTOパソコンやメーカー製PCに比べて劣る事はなく
通常用途で困る事はないでしょう
さらに特徴として、フロントのLEDパネルの色を1タッチで切り替える事ができるため
インテリア性が高く、好みの外観に瞬時に変更できる心配りが高評価ですね
Blue(ブルー) Red(レッド) Cyan(シアン) Yellow(イエロー) Magenta(マゼンタ) の 5 カラーから選択可能
【電源: 700W】
700Wの80PLUS【GOLD】電源が搭載されていますので、容量的には問題ないですね
品質はあまり良くないですが、普通に使用する分には十分な物です
そこらの安物よりは良いでしょう
電源の変換効率が高く、電気代削減に貢献します
電源の変換効率についてはこちらの記事を参照して下さい
無駄に詳しく力説してしまっています → 意外と知らない電源の重要性
これなら十分な容量がありますし、エコ電源でもありますので環境に優しいです
【総評】
ゲーミングPCブランドとしては人気のG-TUNEですが、このモデルもお薦め出来るものです
最上位のCPUとシングルトップクラスのグラフィックボードを搭載しつつもこの値段。
今までハイエンドPCに興味がなかった方も、この機会に検討してみては如何でしょうか
価格と性能のバランスも良いのでかなりお薦めですね
自作しても大体似たような値段が掛かってしまうので、コスパ重視の初心者の方には最適でしょう
(自作の場合も品質を高めることが出来ますが)
性能面では申し分ないので、TERAをはじめAIONやFF14などのハイクオリティゲームをプレイするにも適して居ます
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