【3820搭載】開発用PC【法人向け】

こちらの記事も安光様からご要望頂いた開発用PCのレビューになります。

・高速メモリアクセスを重視
・予算は15万程度(オーバー可能)
・基幹プログラム開発を主軸にしている社内用PC
・ゲームシーンでは使わないので3D性能は不要

以上を踏まえてお薦めの製品をいくつかレビューしたいと思います。

Core i7-3820搭載最新ハイスペックPC おすすめ度:★★★★★
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MousePro-i700B-SSD
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 マウスコンピューター / 法人専用
 インテル Core i7-3820 (3.60GHz)/ DDR3 16GBメモリ(DDR3-1600)/
 SSD 240GB / 1TB HDD(SATAⅢ) / Nvidia GeForce GT520 搭載 / 
 Windows 7 Professional SP1 64bit
 ¥134,400(税込) 送料+手数料込み
 CPU:★★★★★
 VGA:★
 快適:★★★★★
 価格:★★★★★

 適正:高速メモリアクセスを要する使用環境に適したハイエンドモデル
     大容量メモリと高性能CPUによりあらゆる場面で活躍するワークステーション

 マウスコンピューターの法人向けブランド
 最新のCPUから高性能メモリ、クリエイター向けGPUまで選べる汎用性の高さが魅力
 価格の安さはPC業界トップ 

このPCのレビューと購入時のカスタマイズ手順は【続きを読む】からご覧ください

【CPU: Core i7-3820】
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2012年2月13日に発売されたintel SandyBridge-E Core i7-3820
実売価格25000円のコアユーザー向けCPUです

Sandy-Eは『SandyBridge-Enthusiast』の略で
Enthusiast(熱狂的なファン)に向けたハイエンドCPUブランドです

文字通りコアユーザーのためだけに販売されているので
一般向けメインストリームCPUとは購買層が異なります

メインストリームのintelCPUが持つ4コア8スレッド(仮想8コアCPU)と同じ4コア8スレッドモデルですが
L2/L3キャッシュが多いので同じコア数でもメモリアクセス速度が違います
(IvyBridgeでもL2/L3キャッシュともに8MBだが、i7-3820は10MB)

このキャッシュの容量が大きいほど、メモリへのアクセス回数がへり、全体的な処理が高速化するのです。
安光様のご所望である「メモリアクセスの高速化」においても非常に有用なCPUだと思います
アクセスさせる回数を減らすことでも高速化になるのではないかと考えるからです。

さらにクアッドチャネルメモリコントロールの恩恵で、メモリアクセス速度自体も他のCPUを凌駕します。

性能面では6コアCPUである3930Kや3960Xに劣りますが
他の4コアCPUには殆ど負けていません
最新CPUであるIvyBridge Core i7-3770Kにも匹敵するほどです

さすがにSandy-Eの名は伊達じゃないということでしょうか。

【VGA: Nvidia GT520】
特にグラフィックス性能は必要でないので、エントリーモデルのCPUグラフィックスを利用します。
このショップで選べる最安値のものです
Win7用のエアロ表示などにも使えるのでとりあえず最低限のものをということです。
他社のGPU無しPCより安かったので、こちらのGPUを選びました

【RAM: 16GB】
DDR3-1600 4GBx4

Sandy-E最新のシステムであるクアッドチャンネルアクセスを生かし
4枚のメモリ同時に使うことで性能を向上させることが出来ます

DDR3-1600をIvyBridge Core i7-3770Kで動かした場合メモリ帯域幅は19GB/sほど
SandyBridge Core i7-2700Kでは17GB/sほどになりますが
このSandy-E Core i7-3820では37GB/sになります

3960Xが37~40GB/sなのでかなりの速度ではないでしょうか?

【記憶ドライブ:1TB HDD/240GB SSD】
このモデルでは240GBのSSDまでしか取り扱っていませんでした。
ご要望にありました256GBのSSDより少々容量が劣りますが、
読み込み速度550MB/s、書き込み速度520MB/sと驚異的な性能を誇るハイスペックSSDになります

容量差を許容できるのでしたら、こちらのSSDを推奨します

【ケース: MouseProシリーズ】
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ケースに関しては当たり障りのないシンプルなモデルです
ビジネスシーンに適した構造になっており、拡張性も豊かなので安心ですね

冷却性、静穏性については至って普通でしょう。

【電源: 700W GOLD】
700Wの80PLUS【GOLD】電源が搭載されていますので、容量的には問題ないです

電源の変換効率についてはこちらの記事を参照して下さい
無駄に詳しく力説してしまっています → 意外と知らない電源の重要性

これなら十分な容量がありますし、環境にも優しいです

【総評】
こちらのモデルでしたら予算内で購入できますし、性能面も心配いらないと思います
メモリアクセスもDDR3-1600を使用しているので最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう

また、法人用の特典として、1年間のピックアップ修理保証が無料で付属しています。
これにより、購入から1年間はマウスコンピューターが修理の際にPCを取りに来てくれますので
わざわざ工場へ搬送する手間が省けます。

問題は法人専用PCなので、法人名義でないと購入できない点です。

個人名義で購入なさるようでしたら、別途個人向けの製品を紹介しますので
お手数ですがメールかコメントにてご連絡くださいませ

【カスタマイズ項目】

【SSD】
マウス1
SSDの項目から240GB ADATA S511シリーズを選択します。

【電源】
マウス4
電源の項目から700W電源を選択します。
電源効率を気にしないようでしたら初期設定の500Wでも容量は問題ありません。


【金額チェック】
マウス3
以上の設定で134,400円になりましたらカスタマイズ終了です。

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この記事を書いた人

BTOパソコン購入歴20年以上のゲームオタクです。
10代の頃にはじめて購入したパソコンが低スペックすぎてゲームが出来ずとても後悔した経験からBTOパソコンに興味を持ちました。
当時はそれほどメジャーではありませんでしたが、そのコスパと性能に惚れ込み今に至ります。
自分自身で10台以上、友人からの依頼を合わせると50台以上の購入経験があります。
このブログは2011年から運営している趣味の個人ブログです。

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